◎8ブラックオニキス
○1ミスエルテ
▲2ドロウアカード




有利とも不利とも取れる最内枠。断然の人気だけに少し疑いたいミスエルテ。



◎ブラックオニキスはブラックタイド×チーフベアハート。中央競馬よりローカル競馬色が強そうな配合。

とにかく反応の速さと斬れが極上の素材。ミスエルテを交わすには全体的な速さより一瞬の斬れが必要。走りを見ると札幌で走った時より京都での斬れ味勝負が向くように見えた。距離短縮も良い方に転がる。札幌2歳S(札幌1800m)で2着の割にはオッズも美味しい。



○ミスエルテはフランケル×プルピット。

ミスエルテ 詳細

とにかく積んでるエンジンが違う。しかし小回りの利くタイプとは思えず、負けるとしたら出遅れや内枠で包まれた時or極端な斬れ味勝負。不利さえなければ馬券圏内。



▲ドロウアカードはダイワメジャー×ジャングルポケット。姉はソルヴェイグ。

ドロウアカード 詳細

いかにも1400mは合いそう。この枠だし姉のソルヴェイグの様に前で踏ん張る事になりそう。そうなると同じ踏ん張るタイプのミスエルテの餌食に。完成度の高さで押しきれるか。



単複 8

馬連B1-2-8

ワイドB1-2-8
           



ミスエルテ
父フランケル(サドラーズウェルズ系)
母ミスエーニョ
母父プルピット(エーピーインディ系)
母母父ヘネシー(ストームバード系)



ミスエルテの父は14戦無敗、G1を10勝の怪物フランケル。日本の軽い芝には不向きと言われるサドラーズウェルズ系だが、産駒のソウルスターリングが新馬戦(札幌1800m)、アイビーS(東京1800m)と2連勝。東京コースのスローペースでも全く他馬を寄せ付けず楽勝。重い芝だが小回りの札幌より、軽い芝だが広い東京コースの方が好位から楽に抜け出す強さを見せた。現役時から凄まじい能力とスピードを見せつけたフランケルだけに従来のサドラーズウェルズ系と同じ括りには出来ないのかもしれない。

母系にはエーピーインディ系プルピットとストームバード系ヘネシーでスピードを補完。桜花賞(阪神1600m)やNHKマイル(東京1600m)、クラシック路線にでも間に合う仕上がりの早さも持ち合わせる配合と言える。



ミスエルテの初戦は阪神1600m。新馬戦だけに当然のごとく超スローペース。前半1000m62.9秒。中団馬群の中で折り合って直線へ。

スムーズに直線を向いて前が開くと楽な手応え、馬なりで進出し残り200mでゴーサイン。一瞬追っただけで抜け出し、そこからもまた馬なりで加速。次元が違う競馬で楽勝した。



馬の適正云々よりまずエンジンが違いすぎる。恐らく阪神や東京の1600-1800mがベストだろうが、能力でカバー出来る2歳時なら京都1400mも問題ないだろう。恐らく一番人気になるだろうがその走りに注目したい。






ドロウアカード
父ダイワメジャー(サンデーサイレンス系)
母アスドゥクール
母父ジャングルポケット(グレイソヴリン系)
母母父カーリアン(ニジンスキー系)



ドロウアカードは今年大躍進のソルヴェイグの全妹。フィリーズR(阪神1400m)、函館SS(函館1200m)を勝利し、スプリンターズS(中山1200m)を3着した。

父ダイワメジャーは2000m以下で実力馬を輩出し続けるサンデーサイレンス系の雄。

母系は我慢の血統。斬れ味は感じないが、スタミナ寄りな血統で持続力に秀でるタイプ。斬れ味は感じないと書いたが、父のスピードさえ伝われば高速馬場でも全く問題ない。



ドロウアカードの初戦(中京1400m)は出遅れ。そこから道中ある程度追い上げて中団につけて直線へ。直線では前が開かず追い出しを待たされる状況。前が開くと鋭い伸び。勝ち馬には及ばなかったが2着と好走。出遅れ、追い出しを待たされる不利がありつつ、中京2歳Sを勝ったディーパワンサに迫った脚は見事だった。

2戦目(中京1600m)は再度出遅れ。武豊騎手が無理をさせず内の最後方を追走。直線は内を突いたが一瞬伸びかけて止まった。1400m辺りで脚色鈍ったので、中二週が響いたか1600mは少し長いか、敗因はどちらかだろう。

3戦目(阪神1600m)は一息入れてからのレース。今度はポンとスタートを決めて素軽さを見せつつの逃げ。楽な手応えで直線を向き、坂を上がってから後続を突き放す見事な勝利。



デビューから一息入れて馬が変わった。適距離は未知数も姉同様1200-1400m辺りだろう。姉が先行して結果を残してるのもあるが、溜めるにしても押して行くにしても血統的には前で我慢させたいタイプ。出遅れさえしなければ、面白い一頭だろう。