大分のマネーバランスドクター&行政書士の阿部豊志です。
今年もあと少しとなりました。皆さんにとって今年はどのような一年でしたか?
良いこともあれば、悪いこともあったかもしれません。悪いことがあったとしてもいつまでもそれにとらわれてしまってはよくありません。そのことを自分で受け止め、今後にいかしていきましょう。過去と他人は変えれませんが、自分と将来は変えることができます。
年末年始忙しくなりますが、体調に気をつけてください。
今回も、高齢者のおひとりさまの終活について実践編として考えていきましょう。
【前回までのおさらい】
おひとりさまについては
①ずっと独身の場合
②配偶者が亡くなりひとりになった場合
があります。
特に、親族(兄弟、いとこ、甥・姪等)等が自分のことを見守ってくれるかによって終活は変わってきます。
おひとりさまが考えておきたいことは、
①老後の生活
②身元保証
③財産管理
④死後事務
⑤相続
があります。
特に、身体の機能や判断能力が低下したときに備えておきたいです。
実際にどのようなことを考えていけばよいでしょう。
今回は
【死後事務】
について考えましょう。
死後事務という言葉は、日頃使うことはありません。
皆さんはどのような意味と思いますか?
言葉のとおり考えると、死んでからの事務作業となりますよね。
ここでの死後事務とは、死んだ方の身の回りのことの片付けや契約していたものの解約等の作業をいいます。
具体的には
・死亡届提出
・葬儀
・火葬
・納骨
・住んでいたところの解約手続(賃貸住宅の解約)
・家財の処分
・各種契約の解約手続(電気・ガス・水道・固定電話・携帯電話・ケーブルテレビ等故人名義の契約全部)
この中で、生前に準備をしておくことが大事です。
・葬儀については生前に葬儀会社と相談し、どのような葬儀としてもらいたいかを検討しましょう。家族葬や直葬(葬儀をせず、直接火葬したり、火葬場で僧侶に読経のみしてもらう)もあります。
・お墓についても、生前に契約しておき死んだのちそこに納骨してもらいましょう。
・各種契約については、一覧表を作成し、どこと契約しているかがわかるようにしましょう。
・エンディングノートを作成し、これらのことを記入しておくとわかりやすいです。
生きている間は自分でできることも死んだ後は自分で行うことができません。
親族がこれらのことをしていただけるのであれば、問題ありません。
しかし、親族が遠方にいたり、疎遠になっている場合は頼ることはできません。
このようなときに第三者に死後事務をお願いしましょう。
このときに、死後してほしいことを第三者と死後事務委任契約を結びましょう。
第三者とは私のような専門家や老人施設等があります。
しかし死後事務を行うにしても、費用がかかりますので、その費用を事前に準備をしておきましょう。
特に葬儀費用や家財処分にお金がかかります。
葬儀費用は今安くすることもできます。
しかし、家財処分はアパートの一人暮らしでも20万円近くかかることもありますし、一軒家であれば30〜40万円かかることも多いです。
さらに死後事務を依頼する方への報酬もかかります。
『飛ぶ鳥跡を濁さず』とことわざもありますので、死んだ後で迷惑をかけないように事前準備をしておきましょう。
歳を取ったら考えるのではなく、若い時から考えて準備をしておきましょう。
おひとりさまは相談できる人もいないので、専門家等に相談することをお勧めします。
不明な点はご相談ください。
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