この作品は初めて懸賞小説に投稿した、わたしにとりましては記念すべき作品です。
原稿用紙5枚という既定の中、言葉を選んで書くというのが、とても難しかったです。
そしてビギナーズラックで、佳作をいただき、選者の作家・清水義範先生から選評をいただくことができました。
それに味をしめ、その後も月何本か色々なところに投稿しておりますが、鳴かず飛ばずの日々を送っております。(笑)
それでも、いつかは・・・という夢を持って、これからも駄作の数々を積み上げて参りたいと思っています。
★清水義範先生 選評
実を言うと、今回は最優秀賞にしてもいいほぼ同店の作品が三つあった。「忘れ物」と「昔話をしよう」と「携帯夫婦」である。
(中略)
「携帯夫婦』、朝、目が覚めると妻が夫の携帯電話になっていた、という意外な変身譚だ。いかにも今らしいアイデアである。
携帯だから夫の仕事ぶりや、生活ぶりがすべてわかって、ちょっと見直したりする。
だが一方で夫の秘密も知ってしまい、嫉妬もする。
そのあたりがライトなタッチで書かれていて、移植ドラマになりそうなとっつきやすさだ。
最後にオチがあって、ハッピーエンドになるのだが、半分くらいは予想がつくものの、悪い話ではない。
ありがちな話ではあるのだが、無理がないので心地よく読み終われる。