お墓のない遺族が、遺骨の扱いに困って電車の網棚に“置き忘れて”しまうことが増えて

いるそうです。

これを網棚葬という方がそうです。

核家族化が進み、お寺やお墓との縁が薄くなっている現代です。

私の祖父は四国の日当たりの良い山の斜面が墓だらけなのを憂い、共同納骨堂のある

宗派の会員になり、祖父母、伯父、伯母、従兄、従姉、兄が入っています。

大きなコンクリート製の大きな空間の上に祭塔を置き、皆さんの骨をガラガラと入れ

ています。

身寄りのない人の火葬や埋葬は市町村がしないといけないので年々、市町村の負担も

大きくなっています。

制度的なものが必要な時代になっているような気がします。