鳥取県中部総合事務所勤務時代、県道の管理部署の知り合いから危ない木があるので診てく

れと頼まれ、街路樹診断を行いました。

診断方法は東京都の街路樹診断マニュアルを使用しました。

国道沿いのケヤキの街路樹。

下の写真のように大きな洞があり、樹幹断面の50%以上欠損

倒木危険が大きいとして、伐採処分を勧める報告書を県土整備局長宛に作成。

伐採状況を確認すると根元に相当な腐れがあり、残存部が断面の5%程度で

非常に危険な状態でした。

根が大きくなって、歩道を押し上げ、自転車事故があったそうで、根を切っており

その傷跡から腐朽菌が入ったようです。