もっとも古い「神奇秘譜」
デジタル図書館などで
比較的アクセスしやすい琴譜ですが、
印影が不鮮明で
「これは十、十一?
どっちが書いてあるんだろう」と
立ち往生することがしばしば
いつか出版物を手に入れたい
と思っていました
日本で買うと2万4000円ぐらい。
中国では960元
(1万4000円ぐらい)
私は淘宝などの通販が使えません
という訳で、このたび
中国旅行のついでに
神奇秘譜を買って帰ってこよう
と思いました
飛行機の乗り継ぎを
北京にし、時間を確保
問題は北京のどこで売っているか
調べたところ、北京の前門に
琴譜を出版している
中国書店の店舗があります
メールアドレスが分からないので
日本から電話して聞いてみました。
残念ながら「没有」。
ただ「西単の図書大厦だったら
あるんじゃないかな」と
教えてくれました
通販全盛の中国。
さすがの図書大厦でも
淘宝なら安く買える高い本は
置いていないのでは、と
悲観的観測ながら足を運び
やはりない…
こうも入手困難とは
もはや紫霞秘笈です(号泣)
と、ここまでが
行きの乗り継ぎ滞在のお話
帰りの乗り継ぎ滞在の際、
「それにしても、前門の一等地に
店を構えている中国書店は
どんな本を売っているのか」
好奇心にかられて行ってみました
と、その前に、あれあれ?
地下鉄の前門駅を降りたところに
もう一軒、中国書店があったんです。
规划展览馆店
あったー‼︎
(下段一番下の一回り大きい本)
ほかにも西麓堂琴統、誠一堂琴譜など
めくるめく琴譜現品ワールド
もはや手持ちの人民元が
あまりない状態であることに
気づきました
お店の中のATMは
キャッシュカードを受け付けてくれず
まずいぞこれはと焦りつつ
レジで「VISA使えます?」と
恐る恐る尋ねると
「はい」
と思いがけない返事
やったー!!!
中国書店前門店。
こちらにも琴譜はありまして
松絃館琴譜など、ややマニアックな
品揃えでした(神奇秘譜はなし)
ちなみに神奇秘譜のサイズは
33×23×5.5センチ
重さ1.65キロ
です。
一度訪ねて「いいな」と
思ったお店が、
数年後に足を運ぶと
桃源郷のごとく消えている
昨今の北京
次に行くときにもあってほしい…





