授乳の方法も確立し、生後1ヶ月を迎えました。
少しずつ子育てにも慣れてきた頃です。
いつものように寝床につきました。
いつもなら赤ちゃんの泣き声で目が覚めるのですが、
この日は違いました。
夜の0時をまわった頃、
下腹部がきゅーっと痛くて目が覚めました。
便秘のような痛みだったのでトイレへ駆け込むも、
まったく良くならず。
1時間様子を見ても、
良くなるどころか悪化する一方。
ついには歩くのも精一杯で、前屈みになる。
結局救急車を呼ぶことに。
市内の総合病院へ運ばれ、
造影CTとエコー検査の結果、
軽度の虫垂炎(盲腸)でした。
抗生剤と鎮痛剤でなんとか痛みはおさまり、
朝方5時頃帰宅。
夜間は、夫がミルクをあげてくれていました。
夜間授乳を1回スルーしたので、
おっぱいはパンパンに。
予想すらしていなかった出来事…
※こんなときのために、哺乳瓶でミルク(または冷凍保存した母乳)を飲む練習は必要だと思い、1日1回は哺乳瓶でミルクを飲ませています。
しかし家に帰ったからといって安心、
ではありませんでした。
まだ下腹部痛があるものの、
もちろん赤ちゃんは待ってくれず。
授乳におむつ替えに抱っこに…。
虫垂炎は抗生剤でよくなったので
手術をするまでではなかったのですが、
その後2回ほど外来受診し、
その間も授乳をスルーすることに。
授乳間隔があくことが増えた影響か、
左乳(左上)が詰まりました。
おっぱいがピーンと張って、
奥のほうが痛い、という感じでした。
飲んでも飲んでもおっぱいがしぼむ感じはなく、
ずーっと違和感がありました。
でもとにかく赤ちゃんに吸ってもらうのが一番なので、
痛みをこらえて授乳を続けました。
しかし、完全に詰まりがとれていなかったのか、
繰り返し繰り返し左乳が詰まり、
3回目に詰まったとき、
おっぱいがかなり熱を持っているのを感じました。
赤くはなっていないけど、熱い…
乳首の先をよく見ると、白斑や水ぶくれがありました。
水ぶくれは破れてしまい、授乳時激痛…
乳頭保護器は必須でした。
幸い発熱はなく、翌日まで様子を見ました。
翌日近くの助産院に連絡し、
診ていただくことになりました。
左のおっぱいの左上が5-6本詰まっていたようです。
そこの助産院は、
young livingという高品質のアロマを使って
おっぱいマッサージをしてくださいました。
※アロマオイルって、香りを楽しむものだと思っていました。
このアロマはカラダに塗ることもできるようで、
乳房や乳首につけてマッサージをしていただきました。
赤ちゃんが口に入れても問題ない成分でもあります。
マッサージしてでてきた母乳はやや黄色みがかった色。
きっと美味しくなかったであろう母乳…
赤ちゃんごめんね~…
私には、抗炎症作用のある
ティートリーやローズマリーが効いたようです。
30分間のおっぱいマッサージで
かなり楽になりました。
そしてそれから1週間、
授乳のたびにアロマをつけるようにした結果、
1週間後にはほとんど完治しました。
おっぱいマッサージには桶谷式が代表的ですが、
アロマを使ったマッサージも私には効果がありました。
“乳腺炎は、
明らかにいつもとおっぱいの状態が違います。
いつもと違うなと思ったら、
なるべく早く産院や助産院にご相談を。”
乳腺炎に悩むママ、
乳腺炎かもしれないなと悩んでるママ、
母乳育児を頑張っているすべてのママに、
少しでも参考となれば嬉しいです。
▼乳頭保護器
▼乳頭保護クリーム
▼エッセンシャルオイル