天龍寺の庭について考えてみよう(3)
庭園観察メモ
●天竜寺の庭に池がなかったら楽しさが減る。
●石が天を指して立っているのは自然らしいか?
●石が不規則に散らばっているのは自然らしいか?
●中ノ島や池の縁の湾曲が、池に奥行きを与えている。
●樹木は、すべて、曲がっている。
●多様な種の樹木がある。
●背後に山がある。
●コイが泳いでいる。水に波紋が生じる。
●水平性のある水や橋の中に、垂直性を持った石が配置されている。
●4つの石が並んでいる。
●滝から注がれる水が池に流れ込む。
●船着場の石橋のむこうから水が湧いているように見える。
●池に月が写りこむようになっている。
●池の波紋のゆらぎが、夕日に照らされて、軒裏に写り込んでいる。
天龍寺の庭について考えてみよう(1)
天竜寺を初めて訪れたのは、2002年元旦だった。
間違って?神社ではなく寺にいってしまった。
さすがに1月だけあって、寒さがきびしく、空気がピーンと張っていた。
重たい雲が空を覆っていたように思う。
元旦に寺を訪れている人はほとんどいなかった。
とても「静か」だった。
東の縁側から方丈に進むと、その向こうに
曹源池のある風景が、ぱっと開けて、思わず息をのんでしまった。
これが天龍寺との出会いだった。
今でもこのときの風景が眼に焼きついて、離れない。
忘れられない光景の一つとなった。
