
主人公は台北一流ホテルの料理長で16年前妻を亡くし、3人の娘を一人で育てて来ました。
娘が年頃になった今、彼は日曜ごとに豪華な料理を作って一家で食事を楽しんでいます。
映画の最初はこの豪華な食事の支度をするところから始まりました。鯉や鶏を捕まえ、鮮やかな包丁さばきで料理する、そうしてつくられた色鮮やかな何種類もの料理にまず目を見張りました。4人でこんな沢山の料理を食べるのかしら、絶対に残るだろう、それをどうするのだろうと余計なことを考えました。
娘たちはこの毎週の食事を負担に思うこともあるようです。
さてこの映画字幕スーパーで見たのですが(吹き替えなし)、鑑賞する私の衰えもあって話がよくわかりませんでした。娘の名前がチアジェン、チアチエン、チアニンで漢字にルビを付けた表記で表される、2回見てやっと話が分かったという感じでした。情けない。
父親は近頃味覚の衰えを感じている、娘の言葉からそれを感じる時がある、親しい同僚が亡くなった、恋をした娘は一人二人と家を出ていく・・・。こうして家族のつながりがだんだん変化していく。
そういう状態は誰もが経験することなのですが。
最後に残ったのは誰だったか。ちょっと意外な展開でしたが。
この監督の映画はいくつか見てきました。「いつか晴れた日に」「グリーン・デスティニー」「ブロークバック・マウンテン」「ラスト、コーション」等。一番好きなのが「ブロークバック・マウンテン」だったのですが、この映画も大変気に入りました。老いていくということを改めて考えました。