
鑑賞すると今まで見てきた「美女と野獣」とは全然別のお話でした。
イタリア・スペイン版の紹介の文によると、「18世紀のこと、城主のレオン大公は幸せに暮らしていたが、ある夜火事で愛する妻を亡くし顔に醜い傷を負う、彼は絶望ののあまり無慈悲な圧制者に変貌し野獣と恐れられるようになった。」
映画のヒロインの名はベル、これは古くからの話のヒロインと同じ、彼女の父親は貿易商、嵐に会って荷物を失い領主からの借金が返せなくなり、ベルが領主の館で働くことになるという設定でした。
領主は顔に傷があって、(それほど大きくはない)仮面をつけてはいるけれどなかなかの男前、昔からのお話に出てくる野獣のように動物的ではありません。野獣というには魅力的で話の展開は一頃のハーレクインロマンスを彷彿とさせる。
ハーレクインロマンスと言うと登場する男は地位と財産があり、対する女は美しく控えめで貧しい、そして美しく気が強く意地悪な恋敵が登場する…それでも最後は貧しい娘の方が気に入られて玉の輿に乗ると言う様な展開です。
映画も紆余曲折を経て最後は意地悪な恋敵は死んでベルは領主と結婚します。
全然別の話として楽しむことは出来ました。