
登場するのは老夫婦、妻は認知症で過去のことは皆忘れ、自分の子供さえわかりません。夫は施設にいる妻の所に毎日通って二人の過去、男が貧しいため結婚に反対され、一度は別れたこと、戦争、戦後女は別の金持の男と結婚寸前までいったこと、けれど、偶然初恋の相手と再会、ごたごたしながらも10代で出会ったその人と結婚・・・
そんなことを綴ったノートを読んで聞かせます。妻は最後に「これは私たちの話ね」と過去を思い出すのですが残念ながらそれは長く続きません。
この映画は若い人が見たら感動的な話なのでしょう。ネットの感想を読んでもそんな感じでした。ただ老夫婦の年齢に近く認知症や老老介護の実態について見聞きする機会がある私はちょっと微妙。
大体認知症になると身なりに構わなくなると聞きます。でも映画の中の妻はメイクもきちんとして真っ赤なジャケットにパールのネックレス、メイクは施設の看護師がしてくれるのかな?とつい思ってしまいます。夫の方も別の施設に入っているらしい、昔よりかなり裕福に見えました。復員手当で農地を買ったと言う様な話が出てきましたが。
夫が読む若い日の恋人役がライアン・ゴズリングなのです。
こういう話は世の中のあれこれを知らない若い時に読んだり見たりした方がいいのだろうと思いました。