
この映画は井上ひさしが晩年に書いた「東慶寺花だより」を原案にして作られた。
江戸時代幕府公認の縁切り寺であった東慶寺を舞台に離縁を求めて寺に駆け込む女の聞き取りを行う御用宿の居候(彼は医者見習いで戯作者志望)が様々なトラブルに巻き込まれながら訳あり女たちの再出発を手助けしていく様を描く。
江戸時代は女の側から離婚を要求することは出来なかったのですが、東慶寺に駆け込み二年間修業をすれば離婚が認められたということで、映画には様々な事情で駆け込んできた女たちが登場します。何人かの女たちのうちじょごとお吟の事情は分かったのですが、ほかの女の話にはちょっと分かり難いものもありました。
140分ぐらいの長いドラマですが退屈はしませんでした。
井上ひさしの原案であるため当然でしょうが、セリフが饒舌、居候の信次郎役は大泉洋なのですが見事な滑舌で長口舌をふるう場面があり、圧倒されました。喋るのも大変でしょうがあんな長いセリフをよく覚えたものだとも思いました。大泉洋は朝のテレビドラマ「まれ」にも出ていましたが、私は見なかったので今回改めてこの人に興味を持ちました。
来年のNHKの日曜ドラマ「真田丸」には主人公の兄だったか弟だったかで出るとのこと、今度は見るでしょう。