
活躍年数が長いため、それほど映画を沢山見る方ではなかった私もモローの映画はいくつか見ました。
モローの出ている映画で一番初めに見たのが「危険な関係」、(実はその前に調べてみると「現金に手をだすな」というジャン・ギャバン主演のギャング映画を見ているのですが、モローのことは憶えていない)その後の映画では、「恋人たち」「突然炎のごとく」「雨のしのび逢い」など、いくつか見ました。
それらを見て思うのですが、モローは良妻賢母を演じる女優ではないということ、私の見た映画ではどの役も、置かれた現状に満足できず、そこを抜け出そうと苦しんだり、実際に抜け出すべく行動をおこす女の役でした。それらは私を大いにひきつけました。
高齢になってからモローが出ていた映画で私が見たのは「ニキータ」「ぼくを葬(おく)る」など。登場する時間は短いけれど、強烈な存在感がありました。「ぼくを葬る」はモローが75歳ぐらいの映画でしょうか。映画の主人公は余命が短いと告げられて、誰にもそれを話さず、離れたところに住む祖母にだけ話そうと会いに行く、その祖母がモローなのでした。
私が見たモローの映画は原作も私は面白いと思って読みました。「危険な関係」はラクロ著、何度も映画になっています。「突然炎のごとく」は「ジュールとジム」、「雨のしのび逢い」はマルグリット・デュラス著「モデラート・カンタービレ」。これらはもう一度見たいですがDVDがレンタル店にありません。