
そのためか映画を見ていてよくわからない所がいろいろありました。
「ツナグ」という人は死者と生者の間に立って二人の再会を仲立ちする仕事をするらしいのですが、仲立ちが出来るということは 死者とコンタクトできる超能力を持っているということでしょうか。その超能力は生まれつきツナグが持っている能力なのか、何か修行のようなことをして手にした能力なのか。しかもツナグの仕事はどうやら世襲らしいのです。
そして死者と生者の再会は一生に一度しかかなえられないことになっています。もし一人の死者に対して複数の生者が再会を希望したらツナグはどう対処するのか。
この映画を見た他の人たちはどんな感想を持ったのか、そういうサイトを覗いてみました。すると感動した、泣いたという感想がとても多いことがわかりました。ところが私は泣くこともなかったし、あまり感動もしていません。
今、自分は再会したい死者がいるだろうか?と自問しました。けれどそういう人は今は思いつきません。むしろ昔親しくいろいろな問題を話し合ったけれど、今は疎遠になった友人と老いや死について話してみたい、そんなことを思ったのでした。
つまり私はこの映画を見るには年をとりすぎた、そういうことなのでしょう。
こういう小説や映画に多くの人が感動するということは、また、死後の世界はあると思う人が沢山いるということなのだとも思いました。というか、よくわからないけれどあると信じたいと思う人が大勢いるということだろうとも思いました。