運動の第2法則 | 総合進学塾ABELのブログ

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中学3年生、理科(力学)の授業中。


物体の運動について説明していると、

生徒からふと「あれ?先生、質量ってそもそも何だっけ」と質問が出た。


物体の運動を考えている最中に

「質量って何だっけ」

という疑問が浮かぶのは、

とても高等なことだと思う。


中学理科では、

質量は「上皿てんびんではかる量」とか「物質そのものの量」と説明される。

よく分からない説明だと思うのだが、

これを繰り返し聞いているうちに何となく分かった気になって、

多くの人はこのよく分からないものに対する疑問そのものを

感じなくなるのだと思う。


授業を少し中断して、大学の力学の内容を説明してみた。


「中学の理科より、全然充実してますね!」


でも中学の理科があるから疑問や発展が生まれるんだよ。