東京2020オリンピックは予想通りとても熱くなりました。

コロナ禍で、時に精神的に参ってしまいそうになっていましたが、

選手達の競技に熱くなり、試合後のコメントとあらゆる涙に心が打たれました。

特に今大会は世代交代の印象が強かった。

それだけ、一年間延期になった事の過酷さの表れだと感じたました。

 

特にこの2選手は注目もしていましたし、前回のリオデジャネイロ

では最も金に近い日本選手と言われ、見事金メダリストになった。

もちろん今回もそう思われていました。

柔道 大野将平選手

「不安でいっぱいの日々を昨年からずっと過ごしていた。

この一日で報われたとは思っていませんし、

私の柔道人生というのはこれからも続いていく。

今後もやはり自分を倒す稽古を継続してやっていきたい」

◯国士舘の天井を見つめてこうも語っていた。

「私も29歳となってベテランと呼ばれるところまできたんですけど、

この柔道の聖地、武道の聖地である日本武道館で

試合ができることも少なくなってきているというのは

自分自身で理解していたので、

この景色を目に焼き付けておこうと思って天井を見ました」

 

体操 内村航平選手

「五輪代表選考を最後まで争った米倉英信に土下座して謝りたいですね。

本当にそんな気持ちです。

自分としては、代表が決まってから強い気持ちでやってきたつもりでしたけど、

本当につもりだったのかな。」

◯日本の選手へのYELLとして

「僕が団体戦に出た過去3大会は、日本が予選を1位通過したことがない。

(全員が)初出場でやってのけたのはすごいこと。

日本で開催されているし、1年延期もしている。

すごい気持ちが伝わってきましたね、彼らの演技から。

もう心配はいらないのかなと見ていました。」

 

2人は東京オリンピック開催に対して常に前向きなコメントを発信していましたね。

大野将平選手

「(東京五輪開催への)賛否両論があることは理解しています。ですが、

われわれアスリートの姿を見て、何か心が動く瞬間があれば本当に光栄に思います。」

内村航平選手

『「できない」じゃなくて「どうやったらできるか」をみんなで考えて、

どうにかできるように、そういう方向に考えを変えてほしいと思います。

非常に大変なことであるというのは承知の上で言っていますが、

国民の皆さんとアスリートが、同じ気持ちでないと、大会はできないのかなと思う。

どうにかできる、なんとかできる(という)やり方は必ずあると思うので、

どうか「できない」と思わないでほしいと思います』

私は、アスリートの姿に心が奮い立ち!仕事への誇りと自信を確認できました。

 

そして、いよいよ待ちに待った東京パラリンピックが明日開幕します☆

私もチケットを入手して楽しみにしていましたが、TVの前で精一杯応援したいと思います!!

皆さん、今年の東京パラリンピックの聖火リレーの事はご存じですか?

「パラリンピック聖火はみんなのものであり、

パラリンピックを応援する全ての人の熱意が

集まることで成果を生み出す」というIPCの

理念に基づいて開催されているそうです。

そして、東京パラリンピックのコンセプトは

「Share Your Light/ あなたは、きっと、誰かの光だ。」です!

それぞれの地域でランタンに火を灯し、東京に集約します。

 

兵庫県も『兵庫県聖火フェスティバル』として、県内41市町がそれぞれの方法で採火し、

神戸の総合運動公園にて、ランタンに火を集めた。

我が淡路島も各市から炎がランタンで集められた。

南あわじ市

鳴門峡を臨む大見山戦没学徒慰霊塔に灯されている

「永遠の平和の火」をトーチに移し、ランタンに灯した。

洲本市

ウェルネスパーク五色でボーイスカウト洲本第1団の

メンバーを講師役に、「火打石」と気の摩擦を利用する

「まいぎり式」の2つの方法で火をおこし、ランタンに火を灯した。

淡路市

淡路市黒谷の国指定史跡「五斗長垣内遺跡」にて

弥生時代の鍛冶工房を再現した竪穴建物の中で、

木と木の摩擦を利用する「まいぎり式」でひをおこし。

その火をランタンに灯した。

 

このパラのコンセプトの元、子供たちが聖火リレーに参加する事で、

パラリンピックの意義に触れ、意味を考える機会が子供たちに

得られた事は本当に素晴らしい事です!!

毎年、小学校の授業へ行かせて頂いた時に、

冨本から子供達への最初のメッセージとして話させて頂くのが

『パラリンピックの意義』です。

『様々な障がいのあるアスリートたちが創意工夫を凝らして限界に挑むパラリンピックは、

多様性を認め、誰もが個性や能力を発揮し活躍できる公正な機会が与えられている場である。

それは、共生社会を具現化するための重要なヒントが詰まっている大会であり、

社会の中にあるバリアを減らしていくことの必要性や、発想の転換が必要であることにも気づかせてくれる。』

 

オリンピック選手以上に一年の延期が心と体への影響が大きいパラ選手。

パラ選手は競技や競技人生に生きる力(目標)そのものをもらっている。

自分達も出来るという自信と、社会へ自分自身を証明する機会になる。

 

足が無くても手が無くても、、、

目が見えなくても、耳が聞こえなくても、、、

オリンピック選手にも勝るとも劣らない強い気持ちと

発想の転換、そして周囲のサポートがあれば夢は叶う☆

なぜならこの気持ちと考え方は何があっても奪われたり失う事は無いから。

 

今回淡路島出身の2選手が東京パラリンピックに出場されます。

☆パワーリフティングの『宇城元選手』

☆柔道競技に『正木健人選手』

 

このお二人を始め、パラ選手を応援する中で、沢山感じ、沢山得たいと思います。