小学校に「ノーマライゼーション」のお話に行かせて頂いている事は書きましたが、
今回は小学校から「がん教育」の一環としてお話の依頼をお受けしました。
私は長い間PTA活動に参加しています。
約5年前の事です。
「がん教育について...」PTA向けに国から講師が来られお話を聞きました。
1.ガンとは?
2.早期発見がとても大切(健診に行きましょう)
主は上記の2点のお話でした。
皆さんも知っていると思います。日本人のガン発生率は50%(2人に1人)です。
男女比として、60歳以降は男性の方が圧倒的にがんの発症率は高くなる(肺がん等)が...
20歳台から50歳台までは女性のがん発症率の方が高い。
これは、女性のガンいわゆる子宮・子宮頚・子宮体、そして乳がんが原因です。
どれも早期発見で予後が大きく変わるものです。
特に女性はこれからという時に発症のリスクが高くなる。
健診を受ける習慣をつけるだけで早期発見につながり、多くの命とQOLは守られる。
小学校の授業に取り入れ、少しでも早い段階から意識をしておく事がとっても大切だと思いました。
しかし、「その大切」の他にも同じだけ大切な事があると思っていました。
ガンの事を知る事が目的...
ガンの早期発見のため健診が重要...
でもガンは2人に1人はなる疾患...
予防していてもガンになってしまったら...
今回、ご依頼を受けた洲本市立洲本加茂小学校は、兵庫県下で唯一の
がん教育のモデル校になっており、がん教育の授業を行っています。
依頼を頂いた内容は、「がんになった後も社会復帰が出来る」という事でした。
そうなんです、私は5年間「この大切」を考えていました。
まず伝えようと思ったことは、「がんを通じて生と向き合う事、
そして改めて自分や身近な人と向き合う事。
がん教育ですが、考え方はいつもの「ノーマライゼーション」と同じです。
ガンになっても、障害が残っても地域で共生できる考え方を伝える。
PTAは10年以上前からPTCAという呼び方をしています。
PTCAとはPTAのParent-Teacher AssociationにCommunity(地域)が入ります。
そもそもですが、子供は学校以上に地域で育つ事が大切だと思います。
地元ではもちろんの事、どこに行っても支え合いのコミュニティーを作ることが大切。
『人は必ずどこかで人から影響を受け、人とぶつかり悲しみ、しかし助けられ...
人は自分が苦しい時や悲しい時にどれだけ自分の事を自分が理解できているか、
また周りの手助けを求められるかが重要。
逆を言うと、周りの人が苦しみ悲しんでいる事を察知できるか、察知したら全力で支える事。』
最近大きく話題になっている「鬼滅の刃」の話しを子供に聞き、少し本を読んでみました。
あーなるほど話題になる訳だと思いました。
私が感じたのは、正に上記の考え方が盛り込まれている所でした。
病気(ガン)になった時に不安なのは死ぬのではないか?という事が一番だと思う。
死ぬこと=一人ぼっちになること(自分だけ)
授業の後に県から来られていた、兵庫県教育委員会事務局の栗山尚子さんとお話をした時に、
『がん教育』が、子供たちの体も心も健やかに成長するものであって欲しいと話されていた。
本当に素晴らしい考え方でプロジェクトをされている事に感心させられたと同時に、
孤独死や虐待、自殺が圧倒的に多い日本社会にもっとも大切な事だと実感しました。
子供たちは最後まで「全集中で聞いてくれていました(^^)」
これからもあべいすとは
「古き良きコミュニティーつくりに挑戦していきます!!」

