車を走らせているとちらほらと彼岸花が目につきます。
最近の自然災害には驚かされる事ばかりですが、日本の四季はいいですよね。
そう思ていると、朝晩がぐっと冷え込んできましたね。
皆さん、体調には十分気を付けて下さい。
私は今年も淡路島の関西総合リハビリテーション専門学校におじゃまさせて頂きました。
心地の良い風が吹く清々しい天候でした。
志を持った若者たちの漲るパワーと真剣さは心にぐっとくるものを感じます。
昨今は少子高齢化によるマンパワー不足、それ以上に就労人口減少による社会保障制度への影響。
毎年講義で話す内容も一セラピストとしてから、社会における人としてとは...まで多岐になって来ています。
例えば...
私が学生の頃は国際障害分類(ICIDH)の考え方。
いわゆる障害レベルで課題を抽出する考え方が一般的な教育でした。
しかし、2001年に生活国際機能分類(ICF)の考え方が確立され。
まさに、疾患や障害レベルだけでなく、生活障害を個人因子と環境因子の側面から考える。
①あらゆる評価に元ずく予後予測。
・医学的レベルでの疾病特有の予後予測
・障害レベルでの身体機能の予後予測
②その上で、短期の目標を立て、最終的な目標へ向かっていく、
・逆算して獲得に必要なリハビリテーションプログラムをたてる。
小難しい事を書きましたが、病院でも施設でも在宅でも、
その人らしさをいかにお手伝い出来るかです。
ただ、最近よく感じる事があります。
以前は、自らの知識や技術を武器に一人一人の人生に向き合っていた様に感じます。
しかし、最近は社会の制度や世の中の風潮などが強く影響して、それらを盾に向き合っている事が多いと感じます。
この若者達は間違いなく前者であり、今の思いや情熱を経験に乗せて羽ばたいて欲しいと願います。
私も初心で『凡事徹底』を追求し、期待を大幅に上回るものを創り上げていきます!
皆さんと共にね!