こんにちは、栃木県日光市JR下野大沢駅前30秒の阿部整骨院院長の阿部洋志です。
日本の弓術から学ぶ密息の力
『日本の弓術』と『弓と禅』とは
オイゲン・ヘリゲルというドイツ人が
大正時代の初めに
阿波研蔵師範から弓術を習ったときのことを書いたもので
今でも出版されている
ロングセラーです。
この中で師範は
弓を射るときに大切な要点を
こう教えています。
『弓を射ることは
筋肉を強めるのではないことに
注意してください。
弓の弦を引っ張るのに
全身の力を
働かせてはなりません。
そうではなくて
両手だけにその仕事を任せ
他方腕と方の筋肉は
どこまでも力を抜いて
まるでかかわりのないよう
じっと見ているのだということを
学ばねばなりません。
これができて初めてあなたは
引き絞って射ることが
精神的になるための
条件のひとつを満たすことに
なるのです』(弓と禅)
同様のことが『日本の弓術』には
こう書かれています。
『弓術はスポーツではない。
したがってこれで
筋肉を発達させるなどということのために
あるものではない。
あなたは弓を腕の力で挽いてはいけない。
心で引くこと
つまり筋肉をすっかり緩めて
力を抜いて引くことを
学ばなければならない』
全身の力を使ってはならない。
また、肩や腕の力も使わない。
筋肉をすっかり緩めて力を
抜いて引く。
両手にその仕事を任せる。
スポーツではないのだから
力を使わない。
心で引く。
などとあるので
現代人の常識では
その訳や道理がわからないでしょう。
さらに、呼吸については
『日本の弓術』には次のように
書かれています。
『あなたが弓を正しく引けないのは
肺で呼吸をするからです。
腹壁が程よく張るように
息をゆっくりと圧し下げて
痙攣的に圧迫せずに
息をぴたりと止め
どうしても必要な分だけ
呼吸しなさい。
一旦そんな呼吸の仕方ができると
それで力の中心が下方へ
移されたことになるから
両腕を緩め
力を抜いて
楽々と弓が引かれるようになる』。
『先生はそれを実証するため
自分の強い弓を引き
私に腕に触ってみるようにと言った。
じつさいその両腕は
なんにもしていないときと
同様に緩んでいた』
これと同様なことか゛
『弓と禅』には
次のようにあります。
『息を吸い込んでから腹壁が
適度に張るように
息を緩やかに押し下げなさい。
そこでしばらくの間
息をぐっと止めるのです。
それからできるだけゆっくりと
一様に息を吐きなさい。
そして少し休んだ後
急に一息でまた
空気を吸うのです。
こうして呼気と吸気を続けていくうちに
その律動は
次第にひとりでに
決まってきます』
このように
日本文化の粋は
西洋文化、東洋文化とも
あべこべで
力を使わないことが
諸芸、諸能の極意の原点にありました。
力を使わないでどうして
弓を引けるのかというと
阿波研蔵師範は心で引くと
言っています。
今では忘れられてしまった心の法則なのです。
(「不動智神妙と五蘊皆空」104ページ~参照)
蜜息は
腰椎を引き下げて
息を吸い込みます。
蜜息はお腹を膨らませないので
静かで深い呼吸が
力むことなくできます。
『腹壁が適度に張るように』
というのがこれです。
『一旦そんな呼吸の仕方ができると
それで力の中心が
下方へ移されたことになるから
両腕を緩め、力を抜いて
楽々と弓が引かれるようになる』
という状態になります。

75-77ページから
すぐできる!魂の合氣術
「カタカムナ」の姿勢と動き
大野朝行著 BAB JAPAN刊


先日から行われているとちぎ国体
成年女子弓道遠的
栃木チーム優勝おめでとうございます。
少年男子のフィールドホッケー、観に行きたかったです
9月18日から地元今日光市で競技が行われました。

『弓の弦を引っ張るのに
全身の力を働かせてはなりません。
そうではなくて
両手だけにその仕事を任せ
他方腕と肩の筋肉はどこまでも
力を抜いて
まるで関わりのないように
じっと見ているのだということを
学ばねばなりません』。
(弓と禅から)

これは火おこしの弓です。
本気でやらなければ
火は起こせません。
宇都宮市とびやま歴史体験館での
火起こし体験でした。
これは過去記事です。

これは過去記事です。
上の画像は関係ありませんが
1月31日(土)
鹿沼市で柔整師会があり
参加してきました。
新支部長態勢で
より意見の交流が
スムーズとなり
衆議院選挙への協力を
依頼されました。
応援している候補の
当選を期したいです。
栃柔整では自民党を支持しています。
よりよい日本となりますよう
柔道整復師自身も襟を正して
より良く勉強していくべきだと思っています。
患者様のための施術を考え
技術の研鑽に
仲間同士協力しながら
いい社会にしていきたいですね。
努力前進あるのみです。