日本古来の『結び』の知恵。同性、異性間の対立よりもはるかに大切な「結び」。 | 日光市で肩の痛み解消 下野大沢駅前阿部整骨院

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こんにちは、栃木県日光市JR下野大沢駅前30秒の阿部整骨院院長の阿部洋志です。

 

 

日本古来の『結び』の知恵

 

結婚したカップルのことを「夫婦」といいますが

 

実はこれは戦後から使われるようになった言葉です。

 

戦後は「めおと」という言葉を使っていました。

 

「めおと」は漢字で書いたら「妻夫」で、「妻」が先、「夫」が後です。

 

現代でも多くの男性が妻のことを「かみさん」と呼びますが

 

それは女性が家の神様だからです。

 

なぜ神様なのかは

 

縄文時代の土偶から推測することができます。

 

子を産む力は女性にしか備わっていない。

 

命を産みだす力は、まさに神様の力です。

 

さらに、日本の最高神は天照大御神様であられ

 

それは女性神であるといわれています。

 

おもしろいもので

 

今から1400年ほど前に渡来した仏教では

 

「女人五障説」などといって

 

女性はけがれていて成仏も悟りも開くことができないと

 

説かれていました。

 

もっとも宗派によっては女人成仏を説いたり

 

女性が最高の称号を授与されたりするものもある

 

そうでいから一概にはいえません。

 

ついでに申し上げると

 

キリスト教では

 

女性のイブは

 

アダムの肋骨の一本から生まれ

 

神の戒めを破ってリンゴの実をかじり

 

エデン追放の原罪を作った悪者とされています。

 

宗教家のマルティン・ルターは

 

「女児は男児より成長が早いが、それは有益な植物より

 

雑草のほうが成長が早いのと同じである」

 

などと説いています。

 

ちょっとひどい言い方ですね。

 

西洋はレディー・ファーストの文化もあり

 

日本人からすると女性がとても大切にされているように見えますが

 

西洋文化の根源になっている宗教観は

 

どうやら違っているようです。

 

イスラム教では、コーランに「女は男の所有物である」と書かれています。

 

私は「どの宗教が正しいのか」といった

 

宗教戦争をするつもりは毛頭ありません。

 

むしろ、そのように対立的に物事を捉えること自体

 

いかがなものかと思っています。

 

大切なことは「そこから何を学ぶか」という謙虚な姿勢だと思うからです。

 

 

なぜ学ぶのかといえば

 

先人の知恵を活かし

 

自分自身の人生や集団や社会の

 

新しい未来を築くためです。

 

頭から否定するのではそこから何も学べません。

 

対立ではなく、活かすこと。

 

日本は八百万の神々の国だといわれますが

 

つまり日本は多神教国家であるということです。

 

 

多神教国家は世界に28カありますが

 

日本はその中で世界最大の人口を持つ国です。

 

宗教によりひとつの価値観(神)しか認めないとなると

 

異なる価値観とは常に「対立的」になります。

 

 

一方、多神教というのは

 

多様な価値観を認めるということなので

 

さまざまなものからいいところを学び

 

活かしていきます。

 

 

だから、日本には太古の昔から

 

宗教間で起きるような対立に関して

 

概念そのものがありません。

 

 

そもそも日本人は

 

対立をあまり好みません。

 

 

たとえば縄文時代でも男と女は

 

どちらも不可欠な存在なのだから

 

互いに協力し合い、共存して互いのいいところや

 

特徴を活かし合いながら

 

一緒に未来を築くものとされてきました。

 

 

これは「対立関係」ではなく「対等な関係」です。

 

 

そして「対等」とは

 

相手を丸ごと認めながら

 

双方とも共存し

 

共栄していこうという

 

考え方です。

 

 

女(メス)には子を産む力が備わり

 

男(オス)には体力があります。

 

 

縄文時代は女が安心して子を産み

 

育てることができるよう

 

外で一生懸命働いて

 

産屋を建て、村の外で食料を

 

得てくるのが男の役割でした。

 

 

そうすることで愛し合う男女は子をもうけると

 

今度は子どもたちの未来のために

 

互いに役割分担して共存し

 

協力し合って、子どもたちの成長を守り

 

子孫を繁栄させます。

 

 

実際問題、学者や評論家たちは

 

ジェンダーフリーだとかいろいろなことをいいますが

 

現実ではどの家庭でも

 

妻と夫が互いに相手の尊厳を認め合い、助け合い

 

支え合う対等な存在として生きているのではないでしょうか。

 

 

だいたいよく漫談などにありますが

 

結婚前には「俺は亭主関白になる」などと

 

大見得をきっていた夫も

 

結婚してからは妻に頭が上がらない

 

と言う話が多いのではないでしょうか。

 

 

「誰のおかげで生活できていると思っているんだ!」

 

なんてセリフとんでもない。

 

給料だっていったんは全部妻にわたし

 

夫は妻からおこづかいをもらうという家庭が大半です。

 

このシステムは日本ならではです。

 

 

男尊女卑、女尊男卑

 

あるいはジェンダーフリーといったものは

 

基本的にその発想のもとに

 

「対立」があります。

 

 

けれど、そもそも男女を「対立」と

 

考えること自体おかしなことです。

 

この世には男と女しかいないのです。

 

大切なのは互いの違いをしっかりわきまえ

 

お互いにできること

 

できないことを区別して

 

互いの良い点を活かしていくことだと思います。

 

 

根っこのところにそういう「対等」という観点がないから

 

「男女は、互いの権力の確保と

 

相手に対する支配のために常に闘争をする存在」などという

 

おかしなご高説がまかり通ったり

 

するのだろうと思います。

 

 

縄文の女神に商調されるように

 

日本人は1万年以上もの昔から

 

女性にある種の神秘を感じ

 

女性を大切にしてきました。

 

男女とも互いに対等であり

 

互いの違いや役割をきちんと踏まえて

 

お互いにできることを相手のために

 

精一杯こなしていこうとしてきました。

 

 

日本人はそうやって

 

家庭や村や国としての

 

共同体を営んできたのです。

 

 

これが「結び」です。

 

日本人の知恵は

 

はるかに深くて温かなものなのでは

 

ないかと思います。

 

 

小名木善行著

 

縄文文明 世界中の教科書から消された歴史の真実

 

ビオ・マガジン発行

 

40~45ページ

 

 

 

 

これも結びのように見えます。

 

大田原市の古碑が国宝の笠石神社です。

 

那須神社です。

 

結びが特徴的な

 

由緒ある神社です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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