こんにちは、栃木県日光市JR下野大沢駅前30秒の阿部整骨院院長の阿部洋志です。
筋肉トレーニングだけで
膝の痛みは治せるでしょうか？
この質問に対して
阿部洋志の見解を申し上げます。
筋トレだけでは
充分でない
というのがお答えです。
骨で立つようにすると
それほど大きな筋力がなくても
姿勢を維持することができ
歩くときに大きな力を
使わなくて済みます。
骨で立つというのは
足裏の3点
母趾球、小趾球、踵の接地面で
3点支持で立つということです。
足の構造を見ると
第5中速骨側が
地面に近く
長く接地面に近いので
小指側に重心を置いて
小指側の骨全体と
母趾球、踵で立つのもアリです。
もともと足の外側は
内側への足からの押し返しをするときに
必要な部分です。
骨で支えて内側に押し返すときに
働いてくれる部分です。
逆に母趾球から踵のラインは
太い骨で
大きな力で母趾球からの蹴り返しを行い
前に進むときに使うラインです。
このラインに頼り過ぎると
外反母趾になりやすくなります。
母趾球だけに荷重をかけ続けても
外反母趾になります。
それよりも
足の蹴り返しを行う際に
膝の裏まで
すじを伸ばすことの方が
膝の痛みの解消には重要です。
前足部(母趾球、小趾球)からの着地で
膝裏まで蹴り返す歩き方をすることで
膝の前側や内側の筋力強化になり
単純な膝の筋トレよりも
痛みを緩和できるでしょう。
そしてその際、膝を温めることや
低周波や干渉波、生体電流の物療
周波数(波動)を整えるレインボーセラピーや
波動療法や気功などを行うことで
より膝の痛みを和らげることができます。
痛みが強い時期であれば
膝関節の固定や足首の下に緩衝材を入れる方法も
痛みの緩和に役立ちます。
膝と言うのは
ゆがみや冷えがこらえきれなくなったときに
悲鳴を上げる関節なので
多面的にアプローチするのも
非常に良い方法です。
そして痛みが和らいで来たら
足裏3点で接地歩行することで
再発予防、良い姿勢の維持になり
アンチエイジングにも有効になります。
再度申し上げますが
筋トレだけでは
膝の痛みを完全解消するのは
難しいと思います。
しっかり構えて
ご自分の足元を
見つめなおしてみましょう。
また、ここ数年
筋膜療法も注目されています。
筋膜と言っても
皮膚の下で
膜となって全身つながっている
浅筋膜のことです。
内臓も筋肉も
1枚布で大きくつながっています。
この方法も
試してみる必要はあります。
と言っても当院の基本の施術は
骨盤のJRC(関節可動回復矯正法)になります。
筋トレだけで改善しない場合
上記の方法も
どうぞお試しください。
筋トレだけでは治せないことも少なくありません。
筋膜の前後左右のバランスを取ったり
腱をしっかり張らせることも必要だと思います。
もちろん怪我や炎症があったら
そちらも回復させる必要があります。
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