今日3月10日は、東京大空襲から79年が経ちました。
東京大空襲では11万5千人の方々がお亡くなりになられました。
以前、東京大空襲戦災資料センターと東京都慰霊堂にいきました。
議会が終わったら久しぶりにまた行きたいと思います。
今、世界ではロシアによるウクライナ攻撃、そして、イスラエルによるガザへの攻撃、多くの子どもたちをはじめ市民が犠牲になっています。
また、いつ勃発するかわからない中国の台湾への攻撃、北朝鮮からの弾道ミサイル。
東京都は来年度予算で麻布十番駅の地下倉庫をシェルターに改装するための調査の予算として2億円を計上しました。
戦争という足音が一刻一刻日本にも近づいていると感じ危惧をしている日々です。
私は、毎年のように、広島や長崎、沖縄、鹿児島の知覧等々、戦跡のあるところに行き、祈りをささげています。
先日、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」という映画を見てきました。
原作がSNSで話題になりました。
18歳の女子高生が1945年の知覧にタイムスリップするお話です。
歴史の中でしか知らない特攻隊。戦争はまもなく終わるのに、何故敵の艦隊に突っ込み命を無駄にするのか、理解できない現代の女子高生。
終戦間近に知覧等から沖縄にむけて、片道の燃料で敵機に突っ込み、1,036人の若者が命を落としました。
愛する人を守るため、日本のため、天皇陛下のため、愛国心という名のもとに、国のために命を捧げました。
歴史を知っている現代の私たちは、そんなことをしても命を無駄にするだけと思います。しかし、当時はそれを教育として教えていました。
歴史はまた繰り返します。戦争体験者がどんどんいなくなってしまっている今だからこそ、戦争が時代と共に風化されている今だからこそ、私たちの子どもや孫に伝えていかなければなりません。
毎年3月10日に港区は黙とうをささげています。
今年は自宅で黙とうをしました。
世界での戦争は一日も早く終わってほしいと思います。
世界中で争いがなく平和な日々になりますように。
※写真は長野県上田市にある無言館です。