自分は普段、「主催者様」「依頼者様」からお仕事を依頼される「受注者・製作者」側なのだが、
ここ数年で、自分が仕事の「依頼者」になったり
イベントの「主催者」側になったりする機会ができてきた。
事務所を設けてからだ。
自宅兼事務所で仕事していた時から、今までしてこなかったようなお仕事にも広がり、
何より意識が変わったと思う。
そして、そちら側に立ってみると、見えてくるものも、感じるものも違う。
「ありがたい立ち回り」が分かるのだ。
依頼者が嬉しいのは、
・対応の早さ、柔軟さ
・連絡のレスポンスの早さ、すぐ繋がるか
・感情ではなく理性で動いてくれるか
・「いつまでに送る」と、聞かなくても伝えてくれる
・必ず最後までやり切って、納めてくれる信頼性と安心感
・お願いしたお仕事が嫌そうでないか(いつも気にかけている)
・「こうしたらどう?」と提案をしてくれる
主催者が嬉しいのは、上記に加えて
・どれだけ親身になってくれるか
・自分と同じ目線に立って考え、
「他人ごと」ではなく「自分ごと」に擬似的にでもなってくれるか
・覚悟や重責を、少しだけでも一緒に持ってくれるか
・「受動的」ではなく「能動的」な姿勢でいてくれるか
・夢ばかりではなく、現実に向き合えるか
・提案や意見、所感などを素直に話してくれるか
・話を聞いてくれる(結構大切だと思う)
それに対してジャッジしない。
意見などは求められたらするが、特に求められていないようならしない。
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このような感じだろうか。
これらが理解できただけでも、大きな収穫なのだと思う。
これらを前提に、「主催者」「依頼者」側に立つ人は
❶ 共に仕事をする、依頼する人を「見極める目」を養うこと
❷「自分自身の器」を磨き、「循環機」であることを充分に認識していること
❸「期待半分」でいること
❹「責任と覚悟」を持っていること
❺「優しさと厳しさ」をバランスよく保つこと
❻良い仕事にはしっかり「対価を出す」心持ちでいること
❼「人対人」で接し合うこと
そして、これは後回しになってしまいがちなのだけれど
❽「自分の利益」も考え、組み込むこと
自分が後回しになる、他人優先になるのが基本なのだけれど、
これらを忘れないことが大切。
「自分の利益」を考えずにやることは、継続できない。
途中で資金がつき、気力もなくなり終わるか、自分が倒れて終わる。
「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」
二宮尊徳