近頃「終わる」ことに視点が向きがちになっている。
地方にいると、「終末」の空気感が点在している。
久しぶりに通った道にあったお店、建物がなくなっている。
ここは何があったんだっけ?と思い出せない。
私は、人気のないところでひっそりと過ごすのが結構好きなのだが、
ふと冷静になると、恐くなる。
このまま、ここに人がいなくなって、終わるんだ、と思ってしまう。
私は「終わる」寂しさが、とても苦手。
物、事、人、時間には、
いつか、終わる時が来る。
いつか、別れが来る。
いつか、今していることをやめる時が来る。
いつか、その場所を離れる時が来る。
だから、あまり、色々なもの、こと、人と、深く関わりたくないのかもしれない。
だから私には、いろんなことが重すぎるのかもしれない。
だけど、こう捉えるといいかもしれないなって思った。
終わりや別れが辛いほど、幸せな関係であった、と。
悦びに満ちた時間を、その場所で、共に過ごせたのだ、と。
期限があるから、通り過ぎていく物だからこそ、美しいのだ、と。
そう捉えたら、寂しさより、
ありがたさの方が強くなっていくかな。
だから、今のお仕事をしているのかな、なんてのも思う。
自分の思想は、得意不得意にもつながっている。