八重桜が”あ!”と言う間に、葉桜に成ってしまい気温が一気に上がり始めました!
一気にTシャツ姿に変わりそうですが、建物内・室内の方が寒いので体調管理には気を使います💦
今回は、真面目に現状のコーヒー相場について書きたいと思います。
あべこーひーでは、生産国の収穫時期に翌年使う予定の生豆を、1年分購入しています。
その為、刻々と変化するコーヒー相場への影響はある程度抑えられているのですが、色々と厳しい状況に成っているのは変わりないです。
ニューヨークアラビカコーヒー相場は、先週のトランプ関税の影響を受け大荒れで一時的に下落したのですが、今週はまた元へ戻っています。
まだ、先行きは不透明なものの、今年のアラビカ豆の不足状況は変わらず、下落幅も底堅い展開になると予想しています。
日経新聞でも「2026年度も高値が継続」というニュースが出ていました。
今年のブラジルの収穫が来月に迫っていますが、今年2025年の収穫は大幅な改善は見込めず、供給不足はしばらく続くと見ています。
今年の収穫豆は、今年秋頃から入港し始め、来年2026年メインで流通します。
なので日経新聞の予想2026年高値継続はその通りに進むと理解することができます。
今年2025年の秋から来年2026年春のブラジル降雨量が順調に経過し、2026年夏の収穫まで順調に進めば、相場は緩やかに下落することが予想できますが、その収穫豆は2027年メインで流通するので価格が落ち着くのは、まだまだ先のこととなります。
20年以上前、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、チャイナ)が長期間にわたり先進国を大きく上回る経済成長が期待されていたので、コーヒーは世界中で量産が進み、消費も新興国の需要増を予想していました、そのため増産傾向は続き豊作の年はコーヒーが余っていました。ですがブリックス各国が予想する様な経済成長を起さずに停滞しました。
それの影響がひどく出たのが2000年前半に起きた価格暴落のコーヒー危機でした。
↓三年前に書いたブログですが、その時よりも更に悪くなっています。
三年前は、1$約115円だったんだ・・・
四年前は、1$約104円・・・
現在は20年前に比べて、コーヒー消費は約40%成長しています。
一方で様々な要因により生産量の伸びは緩やかになり、加えて天候異変が毎年どこかの国で発生しています。
なので、20年前の様に今後のコーヒー在庫が大きく余り、価格下落するといったパターンは想像が難しいのが現状です。
世界的需要に対して、供給はあまり余裕のない状況で、コーヒー相場は高値展開が進むことが予想できます。
現在、国内の倉庫会社の保管する物流倉庫内も、在庫(コーヒーだけではなく、各種輸入穀物や輸入品等)が著しく減ってカラに近い状態になっているそうです。(円安の影響が顕著に出ています)
あべこーひーでは長年関係を築いてきた各国の農園から、収穫時期に翌年使用する予定量を1年分まとめて購入して、大阪と神戸にある湿度と温度の管理された定温倉庫へ保管しています。
今年は中米が昨年の天候悪化による減産で、いまスペシャルティーコーヒーの在庫は産地(原産国)に殆んど残っていません。農園と継続した関係を築けていない買い手は現在コーヒー豆の入手に苦労して低品質の豆にも、かなりの高値を強いられていると思います。
今丁度、今年収穫のブラジル、コロンビアの買い付け時期に入っているのですが、相場高騰の影響(合わせて円安影響)は避けられませんが、良いタイミングで買い付けが出来ていますが、それでも前回(昨年)から比べると仕入価格は30%ほど値上がりする見込みです。
他、日常に使う食品の仕入れ価格値上りも予想できるので、来年は飲食店等もほんとうに厳しい状態に突入すると思います。
苦難の状況下には成りますが、今後も良品確保に努めてまいります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。