U-NEXTで『餌【ミッキ】』を視聴終了。
※画像は全てお借りしています🙏
※ネタバレ有りますので注意⚠️
なんとなく見始めたは良いが、これがなかなか見終わるまで時間がかかった💦
あらすじ(公式サイトよりお借りしました)
2010年、韓国史上最悪といわれる巨額の投資詐欺事件が起きる。 首謀者であるノ・サンチョンは2015年に逃亡先の中国で死亡し、数万人の被害者を残したまま事件は幕を閉じる。 2023年、「ノ・サンチョンに殺される」という通報後に殺人事件が発生。 捜査を担当する刑事ク・ドハンは現場で怪しげな男イ・ビョンジュンを逮捕する。
いくつか見たレビューの中に暗いってワードが出てきたんだけど、確かに終始陰鬱な雰囲気を漂わせてんな〜って感じのドラマだった。
内容が暗いというのもあるけど、映像そのものも薄暗いんだよね。
全体に漂うどんより暗い感じが、前に観た中国映画『迫り来る嵐』を思い出した。
話は戻りまして『餌【ミッキ】』ですよ。
チャン・グンソク氏のJAPANオフィシャルファンクラブから画像お借りしたんですが、この可愛らしいお顔がどうにもこうにも重い話に馴染みきれていない気がしたのはわたしだけ![]()
髭をはやして笑顔もなく演じてるのですが、隠しきれない童顔なのよ。(といっても、もう37歳らしい)
彼をチーム長と慕う部下の方が、ベテラン刑事感を醸し出してるっていうか…。
とは言え、この役で新境地を開いた的な評価もあったようなので、気にならない人は気にならないと思われ。
詐欺師ノ・サンチョン役のホ・ソンテ氏。
最近見た『親愛なる判事様』ではセクハラ&パワハラ上司だったけど、今回は死ぬまで全く反省の色なし
の悪徳詐欺師役だった![]()
最初は、死んだはずの詐欺師に絡む陰惨な連続殺人事件が起きるという、サスペンスミステリーの要素が強かったのが、回を追うごとに段々とノ・サンチョンという詐欺師の波瀾万丈人生記の要素が強めになっていったような…![]()
このドラマ、実際に韓国であったチョ・ヒパルという人物の詐欺事件が、大元のベースになっているみたい。
終わってみれば、ノ・サンチョンの一世一代の物語だったな〜と。
初めは学のないチンピラ風情のオッサンが、自分も詐欺に引っかかったのを期に騙す側になり、巨額の投資詐欺を働いてお金持ちになりウハウハするが、マルチ商法のシステムが破綻して詐欺とバレ、自分の金で潤ってきた悪い政治家やらに助けられ警察の追求を免れ中国に逃亡する。
しかし中国では、自分の存在が邪魔なお偉いさんが放った追手に命を狙われ、薄暗いねぐらで潜伏生活、真実を知る関係者からはゆすられて金を吸い取られ、スカンピンになり辛酸を舐める。
韓国で起きた殺人事件を期にようやく韓国に舞い戻ることが出来た彼が、隠した金塊を再び手中に納め、逃亡前の最後っ屁で自分から金を巻き上げた奴らや、いつまでもしつこく追いかけてくる詐欺被害者に復讐劇を遂げようとする…って感じで、どんどんサスペンス要素は極薄に。
正直、途中で判明した殺人事件の実行犯が小物過ぎて、ガックリコース確定。
どこから引っ張り出してきたん?な、ギャンブル依存の元要人警護員だなんて、そんなんサスペンスやミステリーでは反則過ぎんか💦
ノ・サンチュンを韓国に呼び戻すための殺人って動機もなんだかムリクリな理由な気もしたし、更にはその2人に殺人やらを指示してたのも実はノ・サンチュンだったって事だよね。(この辺、あんまり理解が追いついてないので違っていたらスミマセン🙏)
このドラマがなかなか進まなかった理由のひとつとして、感情移入出来る人物が1人もおらず…ってのもあったかも。
ク刑事や詐欺にあった人の悲喜交々より、とにかくノ・サンチョンにスポットが当たりすぎて、他の人物はなんだか薄っすらしたモブ感が否めない。
詐欺にあって有り金を失ったのはわかるのだが、お金を取り返すことに必死になり過ぎて益々ドツボにハマる人々を見て、やっぱりお金に目が眩んで上手い話に飛びついちゃイカンのだなぁと。
チャン・グンソク演じるク・ドハン刑事も、妹を詐欺被害者に殺されて弁護士から刑事に転身したというのに、途中まではたかが詐欺なんて発言をしたり、上司の揉み消しを容認するような発言があったりと行動や発言に一貫性がなく、わたしが最も苦手とする人物像が非常に想像しにくいタイプだったわ💦
暗めドラマに有りがちなトラウマ抱える主人公ってこともなく、かと言ってバリバリの正義感を持って詐欺犯罪や警察の巨悪に挑む刑事ってわけでもなくで、これといった見せ場もなく終わってしまった。
ノ・サンチョンが嘘をついてるのを知りつつ、道路に放り出すのも意味わからんくて、ノ・サンチュンに渡した発信機とは別に、こっそり仕掛けた発信機とか無いんかい〜と突っ込まずにおられんかったわ。
一方でノ・サンチョンは、死ぬ間際まで「俺は悪くない
」と言い続け反省はゼロ、気持ち良いくらいの悪人っぷりで非常にわかりやすいんよね〜![]()
チンピラ時代に、学のあるソラムにバカにされた時に見せる卑屈な目付きとかサイコーだったよ👏
詐欺被害者を廃坑に集めて皆殺しにしようと爆弾をあちこちに仕掛けたのに、偽物の爆弾をつかまされるあたりも、どこか間抜けで元は小物なペテン師レベルな感じがよく出てた。
海外のカジノに現金をデポジットしたまま逃げてれば一人勝ちだったのに、悔しい思いをさせられた恨みはらさでおくものかと、わざわざ被害者を誘き出したりなんて事をしちゃうから…。
雪山をゴロゴロと転がり落ち手がブルブル震えていたのは、演技ではなくガチなのでは…と、ちょい心配になりましたわ💦
個人的にはいつもの如く、悪人があっさり死んで終わるパターンには些か納得いかないものが残る。
雪山で罠にかかり、足を負傷するとこは天罰って感じで良かったのになぁ。
毎度思うがあっさり殺さず、きちんと刑務所に入れて反省するなり悔しがるなりして欲しいと思うのだった。
ただ、今回はとにかく生への執着がもの凄いノ・サンチュンだったので、最後には自分の駒だと思っていた人物に刺されて死ぬというこの結末も、これはこれで有りなのかもしれない。
でもさ、あの時点であの裏切り者の刑事の妻子が亡くなっていたならさ、もっと早くに復讐するとか、カン次長に協力するってことで良かったんでない?と思ったり。
時代を行き来する流れも、最後に全てがひとつに繋がるというより、わかってる事をまた一から見せられてるみたいな部分もあって、映画やドラマによくある、それまでバラバラだった点同士がひとつの線になって繋がってスッキリ〜みたいなものとは違ったかな。
最後に、韓国ドラマでは凶器やご遺体にモザイクがかかっているものも多いと思うけど、このドラマではハッキリと凶器やご遺体が映ってるので、そういうのが苦手な人は注意した方が良いかも〜。
ドラマのOSTが凄く良かった![]()





