U-NEXTで韓国ドラマ『誰も知らない』(2020)を視聴。

最初短い感想で終わろうかなと、ずっと下書きに保存して放置してたんだけど、記録的に思うままに書いていたら長文になった上にあちこち話が飛んでしまった。

ネタバレありますので注意⚠️

※ドラマの画像は全てお借りしています

原題は邦題と同じ『아무도 모른다』(誰も知らない)

U-NEXTでは1話が約30分(回によってバラつき有り)、全32話なんだけど、途中でぶった斬った感が凄くて唐突に次のエピソードになるから、毎回えっ⁉️ここで切る〜💦ってなりながら観ていた驚き

あまり…というか全然ハマれなくて、最終回まで長かった〜💦というのが正直な感想。


レビューを見ると高評価だったので、ちょっと期待し過ぎてしまったかもしれないが、それにしたって何もかもが腑に落ちない感じのドラマだった…。(個人的な感想です)

宗教、体罰、トラウマ、連続殺人、友情、教師と生徒の過去の確執、親子関係、謎解き、光合成も開花もしない腐生植物、いろんな設定詰め込みまくったは良いけど、全てが中途半端に浅い感じで終わってしまったような…真顔


中でも、キーパーソンのチャン・ギホが、福音書を命の恩人ウノに預ける意味あったん?というのが最大の疑問よ。

危険に晒してるだけだし、それに見合う恩返しも出来ていないような…。

まぁ、この事件をきっかけに母親との関係が修復されたという点だけは良かったけど。


そして、何話分にも渡りずっと引っ張ってきた福音書とチャン・ギホの発見なのに、福音書に示す場所に証拠のブツがないびっくりマークってまさかの展開よガーン

まぁそこまではまだ良いとして、ラストであっさり証拠品を見つけたらしきチャン・ギホが、それをヨンジンに郵送するんだけど、どうやって見つけたんよ〜はてなマークはてなマーク

全体的にあまり集中して観てなかったから、わたしが見逃しただけはてなマーク


最近U-NEXT視聴中に、まだその回が終わってないのに(スマホに指が触れたとかでもない)、突然次のエピソードに飛ぶという事が何度か起きたので、もしかしたらわたしが見逃してる部分もあったりするのかもしれないけど。←こうなってくるとレビュー以前の問題か


親しかったちょいゲスなじいちゃんなんて、ギホを匿ったことで殺害されて土中に埋められるというのに、ラストになって突然雑な描き方になる謎解きとチャン・ギホの存在よ…。


犯人のペク・サンホにしても、聖痕殺人の主犯だったソ・サンウォンに操られているのかと思いきや、逆にサンウォンを操って復活を信じた投身自殺を果たすまでに追い込んだり、サンウォンがビルから落ちるのを物陰で見ながら説教はもうウンザリだみたいな呟きもしたりして、トラウマに苦しんでるシーンもあるけど、虐待した人間を恐れている感じがイマイチ伝わらないから人間像がよくわからんのよ。

そもそも、聖痕殺人ってなんやったん?


犯人役のペク・サンホは、ホテルオーナーとしての商才には優れているみたいだし、自分の右腕みたいな信頼出来る人間が3人もいるし(1人には裏切られちゃったけど…)、奨学金を寄付したり同じような境遇の子を救ったりして、実業家としてはバリバリ成功しちゃってるのよ。

やったことはともかくとして、一応虐待されてた子どもで正常な判断出来ない状態やったし、聖痕殺人がピタリとなくなってからは、もっと普通に善人として生きて行けたんじゃないの?とも思ったり。


まぁ、交換条件で手に入れたホテルを奪われる可能性や、自分の殺人の秘密がバレる可能性が出てきたから、それを阻止したり隠蔽したりする為にいろいろやらかしちゃうというだけならまだわかるんだけど、これにヨンジンとの過去からのやり取りや、虐待に苦しむ俺みたいな要素が絡んでくるから、話を複雑にしようとして人物像に一貫性がなくなってる気がしたのはわたしだけかなぁ。


聖痕殺人に引き込まれた事で、殺人に目覚めたシリアルキラーみたいな感じもなく、虐待されたり社会から弾かれるような子を庇護する理解者のような行動を取ったかと思えば、その子達を利用して自分も育ての親と同じようなことをしちゃってたり、もう聖痕殺人の被害者は出ないと言いながら、自分のホテルで悪さする人間はあっさり殺しちゃったり、なんだか支離滅裂な人物って風にしか映らなくて、同情したら良いのか憎むべき殺人者という視点で見たら良いのか、キャラクターとしての魅力が感じられず…。

ヨンジンにあんなに執着していた理由も、わたしにはよくわからんかったし真顔はてなマーク


人物像にどこか説得力がなくて、ラストにサンホが、子どもの頃に出会った大人がヨンジンだったら自分の人生も変わっていたのかなって思うシーンがあるんだけど、結局、出会ったのがサンウォンみたいな大人でも、ヨンジンみたいな大人でも、サンホの選択の違いという部分が大きいよね…って、あまり同情も納得も出来なかったり。


途中からけっこうテキトーに観てたから、もしかしたらスマホの不具合で飛んでる部分が有るのかもしれないし、わたしの理解力が追いついてないだけなのかもしれないが、わざわざまた見なおしたり考察ブログ見たりして補完したいってこともなく。

要はわたしには合わないドラマだったってことなんだけど、レビューは良いものが多いし韓国でも話題のドラマだったみたいなので、好きな人にはハマるドラマだったんだろうな。


あとは、非力なイ・ソヌ先生にウノのお守りをさせないで〜びっくりマーク(何度も死にかける先生ガーン)


守護教師の絶対的安心感あるマ・ドンソク氏じゃないんだから〜。

ちなみに守護教師で生徒役をしていたキム・セロンちゃんが、誰も知らないのヨンジンの学生時代を演じてましたニコニコ

韓国の制服ってちょいタイト過ぎんかはてなマーク

自分が学生なら着こなせる気がしないゼ。


最後に良かった点もあげておこうかな。

ラストがハッピーエンドだった

主役のキム・ソヒョンさんがカッコ良かった

学生役の男の子たちがみんな可愛かった

信じていた人の裏切りとかがなくて救いがない…って展開にならなかった

こんな感じかな〜。(浅い💦)


そんなわけで次は自分的に面白いドラマ観たいなと思い、久しぶりに『推理の女王』を再視聴中。

観るの2回目なのにやっぱり面白いびっくりマーク

好き過ぎて、TSUTAYAの閉店セールで全巻購入した。(確か1枚110円)

配信無くなってもいつでも観られるという安心感。

チェ・ガンヒさんが可愛くってファッション見るのも楽しいし、クォン・サンウもカッコよいし、音楽も好き。

ただこのドラマ、シーズン2の最終話で思いきり次に続く感じで終わったのに、いまだにシーズン3の制作がないのよえーん

続きが観たいドラマナンバーワンなのだった。


続きがみたいと言えば、ジェフリー・アーチャーの『獄中記』もびっくりマーク

地獄篇、煉獄篇ときて、原作では天国篇まであるのに、翻訳されたのは2作目まで…。

待てど暮らせど天国篇の日本版はでなかった真顔

電子書籍化するなら、天国篇もぜひお願いしたい🙏



どうしても読みたくて原作本を購入したけど、本をまるまる一冊読めるような英語力はわたしにはなく、翻訳アプリだとどうしても限界があるのよね…。(ただ、わたしが原作本を買った時からしたら、翻訳アプリの進化は目覚ましいものがあるびっくり)

地獄篇、煉獄篇も読んだし、日記なので割と淡々とした文章も多いと思うんだけど(わたしでも辞書なしで読める簡単な箇所もあるから)、それを翻訳アプリで読んでもさっぱり面白くはないのだった…。

やっぱり翻訳家さんの力って凄いびっくりマーク


スマホに搭載された機能の素晴らしさよ。

多少おかしなとこはあれど、こんな時代がくるとはね…。

話があちこちに飛び過ぎたのでこれにて終了笑