内容(｢Oricon｣ﾃﾞｰﾀﾍﾞｰｽより)ｿ･ｼﾞｿﾌﾞ&ｶﾝ･ｼﾞﾌｧﾝ主演､映画ｽﾀｰとﾔｸｻﾞの対照的な2人の男が繰り広げる熱きﾄﾞﾗﾏ｡気性が激しい俳優ｽﾀは､映画の撮影に熱が入るあまり､次々と共演者を病院送りにしてしまう｡そんな彼の相手役を引き受けるものなど誰もいない｡困った彼は偶然出会ったﾔｸｻﾞのｶﾞﾝﾍﾟに相手役を頼み込む｡俳優の夢を捨てきれずにいたｶﾞﾝﾍﾟは､出演する代わりにある条件を出すが…｡
★★★★
韓国映画はやっぱり勢いがあって面白い！
ヤクザが映画に出演なんて、日本ならどうしても三谷さんのコメディ路線になっちゃうよね？？
しかし韓国映画だとあり得ない設定も気にならないくらい、シリアスにやっても何の違和感もなし。
そして、ソ・ジソブ演じるヤクザがとにかく魅力的
よく目で演技するって言うけど、まさにそれ。
最初はお互いを蔑んでいた二人が、映画の撮影を通して徐々に認めあっていくが、ラストシーンで二人の生きる世界の違い、リアルと映画の違いがまざまざと浮き彫りになる。
ラストシーンの二人の会話が印象的でした。
「俺の映画を撮りに行く」
「カメラもないのに？」
「カメラはお前だ」