PTNAグランミューズサロンで
2回お世話になった
先生とお嬢さまによる
ピアノコンサートに伺いました。
先生による、
重厚な音色、
場面毎の表情の移り変わりがダイナミックな
力強い演奏と、
お嬢さまによる、
澄んだ、芯がありまろやかな音色、
繊細な色彩の豊かさ。
お二人のコントラストが、
大変魅力的であり、
相乗効果をもたらした、
印象的なコンサートでした。
お目当ての、
先生による、
ベートーヴェン 悲愴 全楽章演奏。
今までに聞いたことのない表現、
なんと大胆で自由。
当時”革新的”と言われた
ベートーヴェンの魂が乗り移ったようでした。
わたくしの悲愴も、
まだまだできることがある、
と大いに背中を押していただいた
刺激的なコンサートでした。
お嬢さんの初々しいトーク、
清らかな演奏も堪能しました。
”ショパンのスケルツォ2番を初めて弾いたのは、
小学生の時”とのお嬢さんのお話に、
会場から感嘆の声が上がりました。
会場は、
木目の内装が温かく重厚感がある、
ヤマハ銀座のコンサートサロン。
一般貸出はしていないそう。
ピカピカに磨かれたピアノは、
ヤマハ最新作とのこと。
熱い
真夏の夜のコンサートでした。
そしてお誘いくださったお友達、
誠にありがとうございました。