こんにちは。

 

初めて帰省先で、

PTNAステップに参加しましたが、

 

自宅から参加する時とは違う緊張感に、

 

道中、胃がキリキリ痛んできました。

 

常に胃薬を持ち歩いているので、

地下鉄の中で、

胃酸分泌を抑制する

プロトンポンプ阻害剤を

こそっと内服。

 

初めての学会発表の時も、

ピアノ再開後

初めての本番舞台の時も、

そうでした。


わたくしは、

緊張すると

まず消化管に症状が出ます。


本番を前に、

緊張という、

交感神経優位の

闘争体勢になっている心身を、


どうにか和らげて

リラックスさせてあげようと、


副交感神経を急激に働かせ、

胃酸を出した結果、

胃がキリキリするという、


自律神経が、

緊急体制をとり、

必死にバランスをとってくれている状況に、


愛おしさを感じます。


薬は、じきに効いてきて、

演奏までには完全に落ち着きました。


こんなに緊張するのに、

他人からは

全く緊張しないように見えるそうです。


人は、

見かけによらないものです。


実は、

消化器症状以外に、


本番前に、

急に眠くなり、

あくびを我慢していることもあります。


これも、

闘争体勢を和らげようとする、

急激な副交感神経の働きなのですね。


本番前に眠くなるだなんて、

余裕の人だわと

誤解を招きかねないので、


人に話したことは

ほとんどありませんが、


緊張の裏返し、


自律神経のなせる技です。


出来映えはさておき、

どうにか本番演奏が終了し、

ようやく安堵しました。


演奏前は、

気持ちの上でも

食事する気になれず、

空腹でしたので、


駅のデパ地下で、

大きめお弁当と、

(揚げ物無し、
たんぱく質多め)

しっかりデザートを買い込み、

(御座候の白あん)

帰りの新幹線で、

ゆっくりたっぷりいただきました。


本来、

胃酸は、

このようにリラックスして、

ゆったりと食事する時に、

分泌されて働くものなのですよね。


御馳走さまでした。


素敵な皆さま、

よき日となりますよう。