こんにちは。


初めて、 

首都圏外で

PTNAステップに参加しました。


はるばる出向いたのではなく、

帰省のタイミングにあわせ、

東京へ帰る道中に参加しました。


帰省先とはいえ、

会場は、

実家からdoor to doorで約2時間、

わたくしは小学校低学年までしか

知らない土地ですので、


ホーム感よりも、

アウェイ感が優位だからこそ、


あえて慣れない環境で参加してみました。


首都圏に住んでいると、

居住地から出なくても、

様々な演奏機会に恵まれ、


それが大きな利点ではありますが、


慣れない環境や

準備しすぎない状況下での

演奏への対応力や

精神力を育ててみたく、


アウェイで

経験するのもよいかなと、

考えたのです。


会場が近づくにつれ、

消化管の調子が次第に悪くなり、

地下鉄内で薬を内服したり、

やたら喉が渇くなど、


狙いどおり、

自律神経がアンバランスに。


駅近の会場は、

軽やかな明るい綺麗な響き。

ヤマハのフルコンは、

鍵盤が軽く、

ppが大きくなりがちでした。


さすが、

‘’芸どころ‘’と呼ばれるお土地柄。


子供も大人も、

コンペ直前の方々はじめとする皆さんが、

素敵な演奏をなさり、

コンサートさながらでした。


わたくしは、

展開1と2で合計3曲出しましたが、


悲愴2楽章は声部バランスに

いつも以上に苦労し、

内声が耳障りに。

いただいた評価は、

多い順にAとS。


久々本番のノクターン8番は、

細部を丁寧に弾きすぎ、

全体の流れを意識するようにと。

多い順にSとA。


バラード1番は

練りすぎてベタベタしており、

もっとシンプルに構築するほうが、

楽に弾けるのではと、

残念記録更新のオールB。

ブラボーのBではなくてよ。

(以上、評価は23ステップの、

SABCDの順)


自分への闘志に火をつけてくれる、

辛口講評で、


具体的な練習方法含め

大変為になる講評でした。


コンペシーズンだからか、

ここ最近の講評は、

一層充実しているように思えます。


身体を張って、

慣れない状況で参加してみて、


わたくしのメンタルの脆弱性や、


メンタル状態が

演奏の不安定性よりもむしろ、

自律神経機能のアンバランスさという形で、

身体に顕著に表れたこと、

(とはいえ、

バラードの演奏は、

いつもながら不安定)


特にわたくしの弱みは

消化管であり、

西洋医学のみならず、

東洋医学の視点からも指摘された点と

一致していることが確認できて、


身近な観察対象として、

大変興味深かったです。


アウェイでの演奏機会の試みは、

今後も続けてみたい。


遠方からコンクールに参加されている方々を、

心から尊敬いたします。


大変良い経験(実験)ができました。


続きはまた後日。


素敵な皆さま、

よき日となりますよう。