こんにちは。

 

1年に1度の職場健診が終わりました。

 

健診専門医療機関に足を踏み入れた瞬間、

BGMでショパンのノクターン8番が流れていて、

幸先の良さを感じました。

 

採血や胃カメラを受けること自体は、

全く嫌ではありませんが、

 

医療関係者特有の事情から、

職場健診は、

少々気を遣う年中行事です。

 

研修医の時からずっと、

健康診断を受けるのは、

自分の勤務先の病院、

 

今は、

数年前まで同じ法人だった

別の医療機関で受けています。

 

そのため、

赤の他人ではない、

顔を知った人達に、

 

普段は服で隠れている身体や、

身体の内部、

家族、習慣、嗜好、病歴などの

個人情報を見られることになり、

 

あまり

気持ちの良いものではございません。

 

法律で医療関係者の守秘義務が

定められているので、

勿論漏洩の心配はありませんが、

 

生理的に落ち着かない感覚です。

 

そのため、

検査結果はまだ返却されていませんが、

検査が終わった時点で、

ほっと一安心しています。

 

健康診断の意義については、

全ての病気を早期発見できるわけではなく、

異常がないからといって、

太鼓判を押せるものではございませんが、

 

少なくとも、

1年に1回は、

健診でチェックできる範囲内だけは、

大きな変化がないことを

確認する機会にしています。

 

昨年は、

健診ではチェックしていない

脳ドックを、

 

自分への誕生日プレゼントとして

初めて受けました。

 

健診が、

健康について考えて、

そして行動に移す(←これが大切)

機会になれば、

良いと思っています。

 

わたくしは、

就職してすぐの、

研修医1年目からの

毎年の健診結果を、

すべてファイルに綴じていますが、

 

推移を見るととても面白いです。

 

大人になっても身長が伸びること、

 

いつ食べて眠れて家に帰られるか

分からなかった、

とっても不規則生活だった

研修医時代に一番体重が重かったこと、

(今より+5kg)

 

子供の時から時々でていたタンパク尿が、

いつしかあまり出なくなってきたこと、

 

若いころは矯正視力を

強めに設定していたことなど

 

他にもたくさんのことが分かり、

見ていると時間を忘れそうです。

 

毎日健康には気を付けているけれど、

長い期間での推移を振り返ってみると、

点ではなく流れとして見えてきます。

 

これからのわたくしの健康目標は、

●睡眠時間を増やす

●タンパク質をしっかりとる

●運動をする

 まずは加圧トレーニングの頻度を増やす

です。

 

それにしても、

胃カメラを受けている間中、

背中をずっとさすってくださった

看護師さんの手にどれほど救われたか。

神の手のように感じました。

 

あれこそが”まさに手当てよね”と、

職場の看護師さんと話しました。


健診とは無関係ですが、
ナポレオンパイ。
普段の食事が地味すぎて写真映えしないので、
スペシャルなデザートの時に撮影。

素敵なみなさま、

良き日となりますよう。