こんにちは。
ベートーヴェンの体調不良の原因検索のため、
毛髪を新たに分析したという、
とても興味深いニュースがありました。
このニュースについては、
既にアメブロでアップされている方々も
いらっしゃいますが、
この手の話題がわたくしは好きですので、
重複しますが、
シェアさせていただきます。
現代のツールを活用し、
昔の方々の謎を解明することで、
昔の人と対話できる、
ノスタルジックな感覚が好きです。
以前、
ミイラのCT撮影の話に、
ワクワクしたことがありました。
記事の概要は次の通り。
CNNによると、
2種類の別々の時期に切られた
ベートーヴェンの毛髪を解析したところ、
現在であれば即入院レベルの、
高濃度の鉛が両方ともから検出され、
体調不良の原因の一つが、
鉛中毒だったことが
疑われるとのことです。
またヒ素、水銀も検出されたそうです。
重金属の蓄積の原因として、
ベートーヴェンが好んでいたワインや魚に
含まれていた可能性があるようです。
直接の死因解明には至らなくても、
難聴や消化器や腎臓の不調の説明
につながりそうです。
記事はこちら↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/639688fdb5e81e68e3695e2fa20d737e9d0e9f20
鉛は、
無臭で、甘い味、
殺菌効果があるため、
ワインの保存料、甘味料として
使われていたそうです。
また、日本では、
江戸時代におしろいとして、
鉛が使われており、
(明治になり、
人気歌舞伎役者の鉛中毒が知られ、
鉛のリスクが
社会的に訴えられるようになりましたが、
代替品がなかったこともあり、
結局、昭和初期まで、
鉛白粉が販売されていたそうです。)
東洋問わず、
鉛中毒によって多くの人が
命を落としていたそうです。
今の時代であれば、
重金属の蓄積は、
当院でも行っているキレーション治療で、
改善の可能性があります↓。
ベートーヴェンも
結核で亡くなったショパンも、
今の時代なら
もっと長生きできたでしょうに。
余談ですが、
ベートーヴェンの時代には、
大切な方の人の髪の毛を保存しておくことが
一般的に行われていたという風習が
あったとのこと。
鉛使用の事実とともに、
興味深いですね。
日本人がへその緒を保管する習慣も、
特殊だとか。
我が家のものは、
引っ越し後、
行方不明ですが。
素敵な皆様、
良き日となりますよう。