こんにちは。

 

エリーゼ音楽祭ではなく、

GW前半に参加した別のコンクールの講評が

届きました。

講評とともに、

手の平サイズのかわいい賞状と、

 

お聞きくださった方からの

メッセージカードが入っていました。

 

ピアノのお仲間さんからと、

全く存じ上げない方から。

 

温かいメッセージをいただくという

思いがけないことに

驚きとともに、

 

とっても嬉しかったですラブラブ

ありがとうございます。

 

3名の審査員からの講評は、

お褒めのお言葉が主でした。

 

アドバイスとしては、

細かいことは一切書かれておらず、

 

3名中2名から、

 

”曲のハイライトを

意識すると(持たせると)、

さらに良くなります”

 

とあり、

 

特にそのうち1名からは、

 

”全楽章を弾くわけではないので”

 

との前置きがありました。

 

そういえば、

そのコンクールと同日に受けた

PTNAステップでも、

同様のアドバイスをいただいたわと、

 

ステップの講評を取り出してみると、

こう書いてありました。

 

”この曲の、

素敵だと思う部分を、

もっと輝かせると、

さらに魅力的になる”

 

悲愴2楽章に関しては、

”ハイライトのアピール”をする意識が

確かに欠如していました。

 

(ベートーヴェンが意図したハイライト

とは違う部分に、

わたくしの好きな箇所があるという、

私情を交えていました。)

 

それに加えて、

ソナタを全楽章演奏する場合と、

単楽章演奏する場合で、

 

ストーリーの運び方に

違いを作るという点は、

 

これまで全く考えたことがなかったわと、

新たな視点の学びとなりました。

目から鱗が落ちる思いです。

 

例えば、

ツアー旅行を企画するとして、

 

食事や宿泊や観光の一つ一つに

拘るのも良いけれど、

 

このツアーのハイライト、

最大の売りは何か?

 

という点を、

もっと考えてアピールすると、

 

より魅力的なツアーになりますよ、

ということ。

 

単楽章演奏の場合は、

 

ごちそうの連続ではなく、

食事の中にも、

メリハリをつけましょうということ。


悲愴第2楽章に限らず、

 

作曲家が意図した曲のハイライトと、

わたくしの”萌え”箇所が

異なる曲が多々あります。

 

わたくしの気持ちの中で

どう折り合いをつけながら演奏するか

考えながら、

 

曲の構成、流れを、

組み立て直し、

整頓したいと思います。

 

素敵な皆様、

良き日となりますよう。