こんにちは。

 

エリーゼ音楽祭予選で気付いたことなど

書き留めておきます。

 

●会場に行く前に、

スタジオで1時間練習。

 

スタジオ出入りの際にすれ違った、

わたくしの直前に

同じスタジオを利用されていた清楚な方を、

コンクール舞台で再びお見かけしました。

 

随分遠方から上京なさった方のようで、

前泊されていたのでしょう。

 

ご自宅とは違う慣れない環境での

コンクールへのご参加に

頭が下がります。

 

●受付で社長さまにお会いしました。

 

”デトックスウォーターが人気ですから、

今年の参加品は

ウォーターボトルにしましたよ。”

とのこと。

 

わたくしも、

デトックスウォーターが大好きで、

毎日飲んでいますが、

 

お酒のイメージしかない社長さまの口から、

”デトックスウォーター”

とは、かなり意外でしたし、

 

失礼ながら、

ちょっと面白かったです。

 

”エリーゼ 愛 2024”

ロゴの書体が、

今年も野暮ったい。惜しい!

 

すっきりした書体、

もしくは、

アルファベットのみにしていただけると、

 

人前でも

使いやすいのですが。

 

社長さまへ挨拶の後、

 

(毎回、社長さまから、

懇親会に出るのか

お聞きされるので)

 

都合により、

懇親会に参加できないことを、

謝罪いたしました。

 

●更衣室に入ったところ、

アメブロとは別のSNSで交流のある方が、

話かけてくださり、

嬉しかったです。

 

明るくてかわいらしい方。

 

わたくしの憧れのライフスタイルを

実現されていて、

 

お互いの演奏後、

ピアノ以外の話を

あれこれ伺ってしまいました。

 

●クラシックBを更衣室や

ロビーで聞きながら、

演奏への心の準備。

 

皆さま、

完成度高かったです。

 

初心者だとか書いてありますが、

レベルは関係ないですね。

曲の長さだけの違いでしょうか。

 

●クラシックBの途中で客席に入ると、

思っていたよりもお客様が多く、

特に鍵盤が見える下手側は、

座る場所確保が大変。

 

曲間にこそこそと移動しながら、

動画撮影と

後から来るお友達のためのスペースを

確保したものの、

 

残念ながら鍵盤が見えない場所。

 

●曲間に客席を見渡すと、

知ったお顔がちらほら。

 

ご挨拶しようにも、

曲間が短すぎて到底無理。

 

(退場とともに

次の演奏者のアナウンスが始まる

良すぎる手際。)

 

●客席と演奏者の距離が近い会場。

 

表情やペダル使いがよく見える、

ということは、

演奏者はお客様視線が気になる?

と気がかりに。

 

お客様が多く、拍手も温かく、

コンクールというよりも、

演奏会という雰囲気なのは、

例年と変わらず。

 

程よい響きのホールで、

響き過ぎず、

 

音響によるごまかしは

期待できなさそう。

 

どの方も落ち着いていらして、

演奏後の晴れ晴れとした表情が

よく見えました。

 

●客席で待ち合わせしていた

ピアノの会「美意識」のお二方と合流し、

とってもホッとしました。

 

動画撮影の仕方をお伝えして、

お互い励まし合い、

演奏順の早いわたくしは

一足先にいざ出陣。

 

お仲間達の存在、

大変心強いです。

ありがとうございます。

 

●舞台袖では、

いつも安定の演奏をなさる

コンクールお仲間さん達と

ご一緒に。

 

緊張の場で、

お知り合いに遭遇するということは、

安心材料になります。

 

昨年は予選でも全国大会でも

舞台袖でお目にかかれず残念だった、

K山先生が、

 

今年はステマネをされていて、

思わず笑顔に。

 

演奏前の舞台袖にて、

予選演奏すらしていないうちから

全国大会について

お聞きしたかったことを質問できて、

良かったです。

 

●アナウンスは、

いつもの可愛い先生。

 

”それでは、どうぞ”

と言ってから、

ストップウオッチで計測します”

との説明がありました。

 

後から動画を確認すると、

わたくしは

5秒おまけしてくださっていました。

 

ということは、

悲愴第2楽章を

5分5秒かけて演奏したということ。

本番演奏としては、

随分落ち着いて弾けたようです。

 

●わたくしの出番。

 

意を決してステージに出る瞬間、

この視界が広がるドキドキ感が、

実は大好き。

 

客席は近いけれども

ライトが落としてあり暗く、

意外にお客さまの姿が見えず

お客様視線は全く気になりませんでした。

 

こだわりのソプラノ第1音のド、

よし、悪くない。

 

鍵盤、ペダルともに、

扱いやすく、

バランスよく鳴ってくれる子に思えました。

 

出したいソプラノメロディーは、

比較的響き易かったと思います。

 

逆に、内声も出やすかったので、

抑えるように心がけましたが、

うるさくないかしら。

 

2日前にようやく

左手の内声とバスの

弾き分けのコツを掴みかけて、

まだ発展途上中。

 

まだ体になじんでいないが、

出来るところまで頑張ろう。

 

お客様の呼吸を感じながら、

音を耳で聞きながら、

 

客席に綺麗にバランスよく届けられるよう、

調整しようと努力する

理性は保てました。

(努力が音楽に反映できたかどうかは、

別問題ですが。。。)

 

<演奏中、特に気を付けたこと>

ペダルを濁らせない

ソプラノをレガートでつなげて歌う

(スラーが折れ線グラフにならないように)

内声を抑える

バスを消さない

場面ごとの移り変わりで音質を変える

フレーズの区切りで呼吸する

装飾音を急がない

この曲が”悲愴”であることを忘れない

身体を前後に動かし過ぎない

 

→これらのことは、

どこまでできていたか、

動画での1人反省会と講評と合わせ

考察したいと思います。

 

全体的な流れは、

思ったように語れ、

 

今持っている力で

やれることは出し切れたと

思いたい。

 

密かな打鍵ミスは想定内。

 

演奏後、

楽譜を折りたたみ終わる前から拍手が始まり、

嬉しかったわ。

 

客席に笑顔を向けようと口角上げましたが、

こわばっていなかったかしら。

 

わたくしの前に演奏された方々

皆様の演奏レベルが高く、

 

相対的な自分の演奏の位置づけについては、

自信が全くないけれど、

ここは自分との勝負の場。

 

そもそも、

審査が厳しくなると言われる

超有名曲である、

悲愴第2楽章でエントリーの時点で、

 

相対的には不利なことは

折り込み済み。

 

弾き切ったという開放感と、

現状での力を出し切った達成感と、

せめて入退場だけでも自信を持ってと、

 

背筋と首を伸ばし、

左右の肩甲骨を寄せて、

姿勢だけは堂々と退場しました。

 

1か月前から、

ピアノ本番シューズを、

5.5cmヒールから7.5cmヒールへ

高くしましたが、

 

歩きやすさもペダルの踏みやすさも

全く差がないことも検証できました。

エリーゼ音楽祭のことは、
他の方々も沢山書いていらっしゃるので、
今年は書かないでおこうと
思っていましたが、
 
皆様の記事を読んでいたら、
楽しさを思い出し、
つられて
書いてしまいました。
 
少しでも雰囲気が伝わりましたら、
幸いです。
 

長くなりましたので、ここまで。

 

素敵な皆様、

良き日となりますよう。