こんにちは。

 

ピアノの舞台で、

 

椅子の高さ調節や、

座る位置調整や、

舞台でのウォーキングなど、

 

速やかにしないといけない、

のんびりしていたら、

お客様をお待たせしてしまって

イライラさせてしまうのではないか、

 

なんて思ったことは、

ありませんか。

 

実は、

わたくし、

毎回思っていました。

 

舞台の上では、

動きに時間の無駄がないよう、

お客様をお待たせしないよう、

 

さっさと歩いて、

速やかに動くよう、

心がけていました。

 

それがスマートだと思っていたのです。

 

ところが、

”むむっ、なんか違う”

と気付いたのが、

 

ピアノの会「美意識」主催、

チャリティーコンサートでの、

舞台上の自分の動画を見た時。

 

自分では

速やかに動いていたつもりなのに、

”ただの雑な人”

でした。

 

究極だったのは、

 

ピアノの鍵盤をハンカチで拭く動きが、

はたきでパタパタ

鍵盤をはたいているような、

まるで、

”お掃除スタイル”でした。

 

先日、

ウォーキングビューティースクールの

仲村涼先生による、

 

ピアノステージのための、

ドレスウォーキングレッスンを受講した際、

 

レッスンの最後に総括として、

 

皆の見ている前で1人づつ、

ステージ上を見立てて歩き、

入場、

演奏前のお辞儀、

椅子調整や着席、

退場までの流れを通し、

動画を撮影しました。

 

一緒に受講した皆さまが

スマホを構えて、

至近距離でじーっと見ていらしたので、

 

緊張感が半端なく、

 

頭の中は、

姿勢、四肢の動きの順序、表情など、

同時に沢山のことを考えながら、

自分という操り人形を操作しているような、

ぐちゃぐちゃ状態。

 

さっさと動きたくても、

考えながらゆっくり動作になってしまい、

さぞかしもたついているように

見えているに違いない、

と思っていました。

 

しかしながら、

撮っていただいた動画で、

1人反省会をして、

 

意外や意外!

 

全ての動きがゆったりして、

ドレスの動きや、

笑顔に合っていて、


わたくしではないみたいな、

優雅な雰囲気に変身していました!


ショパンのノクターンを弾くのなら、

こうでなくては!


 全くモタモタしているように見えず、

むしろ落ち着いた余裕が感じられました。

 

舞台の上では、

 

自分が思っているよりも、

一呼吸どころか、 

さらに、

かなりゆっくり動いて、

 

ようやく自然、素敵、余裕に見えるのだなと、

初めて気づかされました。

 

仕事や家事、

街歩きモードとは、

動きのスピードも変えることが

素敵な舞台への一歩だと気づきました。

 

ピアノ舞台での

現実問題として、

 

出入りを含めた

所定の演奏時間を超えた場合、

 

減点されたり、

失格になったり、

追加料金を請求されたり、

鐘が鳴って演奏を止められたり、

 

ということが多々あります。

 

そのため、

時間を少しでも短縮させようと、

演奏以外の部分で、

動きを早くしがちなのです。

 

理想と現実をすり合わせて、

 

時間が許す範囲内で、

少しでも

今よりもゆったりと、

優雅な舞台のふるまいを意識したいと

思いました。

 

ドレスウォーキングレッスンで撮影した、

短い動画をアップしたいのですが、

 

わたくし自身の動画にも関わらず、

著作権侵害としてはねられてしまうので、

 

アメブロ以外の

別のSNSにアップしています。

ご存じの方は

よろしければ御覧いただけますと幸いです。 


具体的なゆったり加減や、

ドレスウォーキングレッスンの

雰囲気が分かると思います。


ある日、
お食事したレストランにて🐼🎹


素敵な皆様、

良き日となりますよう。