こんにちは。

 

子供の教育について、

受験や塾、習い事に関する

経験を、

 

大学卒業を機会に

差支えない範囲で書いてみます。


背景として、

祖父母の代からのことや

家庭環境などについても、

特記事項はありますが、

非常にプライベートなことなので、

 

あえて子供の代の

学習、教育面の

書けることだけにします。

 

生い立ち

 

0歳から 京都の認可保育園

5歳から 私立幼稚園

小1  アメリカ南部州の公立小学校

小1~小3 アメリカ東部の公立小学校

小2~小6 東京の区立小学校(誕生月の関係で、

帰国に伴い学年が下がった)

中1~高3 国公立中高一貫校

大1~ 国立大学理系学部

 

親としての姿勢や考え

 

●勉強しなさいと言ったことは1度もない

●男女共学が望ましい

●進学の有無、進学の方向性、進学の時期は、

本人の希望、関心、適性、やる気を最優先

●必要な教育費はケチらない

●塾よりも、学校の授業や行事を優先

●海外で暮らす経験をさせる

 

まだまだあるのですが、

きりがないので、ここでストップ。

 

具体的にしたこと

 

0歳~ <認可保育園>

    ●ベネッセのしまじろうの通信教材 

    ●英語のビデオ

    ●本の読み聞かせ

    ●体操教室に入会するも参加したがらず

     1回で退会(3歳ごろ)

4歳~ ●ヤマハ音楽教室幼児科(6歳まで)

    ●水泳教室

5歳~ <私立幼稚園>

    ●カナダ人による英語個人指導

    (わたくしの留学が決まったため)

小1~ <アメリカ南部の公立小学校>

    <アメリカ東部の公立小学校>

    ●小学校のESLクラス

    (英語を第2言語とする児童の

     補習クラス)。

    小2からは英語力向上に伴い不要に。

    ●週末に予定を入れられない上、

    せっかくの海外生活でありながら

    日本人コミュニティーに

    縛られるであろう

    日本語補習校にはあえて通わず、

    週末はわたくしの仕事を終えた後、

    旅行など州の内外あちこちへ。

    ●ベネッセこどもチャレンジ教材を

     1年先取(小4ころまで)

    ●学校の長期休暇は、

     現地サマースクールに参加。

    (アート教室、キャンプ、

     アイススケート、スポーツ教室など)

 

小2~ <日本の区立小学校>

    ●テニス教室(中3まで)

    ●美術スクール(小6まで)

    ●Z会通信教育

     (ベネッセでは物足りなくなった)

    ●帰国子女専門英語教室に入るも、

     落ち着きがないから困ると言われ

     通学を断られる。

     その後、

     別の英語個人レッスンへ週1時間。

 

<中学受験について>    

★地元の公立中学校が

所謂ブランド公立中であったことと、

 

本人が、

忙しさや追い込みへの耐性が極めて低く、

些細なことで日々ブチ切れていたため、

ストレスがかかりそうな中学受験は

全く考えていなかった。

 

しかし、学科全般と、

ひらめき的な発想問題が得意だったので、

中学受験の有無に関係なく

小学校の勉強の総まとめとして、

受験勉強をするのは良いのではと、

6年生から

書店で買った中学受験勉強用のテキストを

自宅で楽しく解いていた。

 

海外生活の影響が尾をひいたのか、

漢字を含めた国語はそれほど得意ではなく、

本人には苦手意識があった。

 

また、帰国子女枠での中学受験には、

帰国してからの期間が経ちすぎて

対象外の学校がほとんどだった。

 

東京の学校事情に全く詳しくないわたくしが

社会勉強として学校見学に行った、

とある国公立中高一貫校の

教育環境や方針がとても魅力的であり、

 

しかも一般枠より倍率の低い別枠

(帰国子女枠ではない)

での受験が可能だったため、

小学校の勉強の総まとめ目的で、

お試しで受けてみることにした。

 

どうせ受けるなら、

欲が出て良い結果が欲しくなり、

学校別出題パターンに慣れる必要があるため、

 

受験直前の

小6の冬休みから3学期の2か月間だけ、

その学校の入試に強い塾の

冬期講習や模試を受けた。


自宅では、

算数問題をパズル、ゲーム感覚で、

親子で解く競争をした。

 

受験の結果、合格し、

入学式では新入生代表に選ばれ、

新入生挨拶をしたので、

入試成績は良かったものと思われる。

 

また、中学受験勉強を通して、

本人に忍耐力や自信がついたのか、

すぐにブチ切れることがなくなり、

とても穏やかな子になった。

 

アメリカからの帰国後に目立った

落ち着きのなさも消失した。

 

中1~高2 ●学校の課題や勉強、行事だけで

       時間と体力が精一杯で、

       塾には通わず。

      ●いつも夜10時くらいに寝ていて、

       自宅ではあまり長時間の勉強姿を

       みたことがない。

       授業時間内に理解しようと

       していた。

                 ●Z会通信教育は小学生から自動継続。

      ●参加できる海外研修には

       積極的に参加。

      ●同志と数学オリンピック参加。

      ●生徒自治会の役員、

       女子に混ざりチアリーダーなど、

       勉強以外の活動も楽しんでいた。

 

      

<大学受験について>

★理系研究に関心があり

理系の大学進学希望はあるも、

具体的な志望校はなかったので、

 

自宅から近く、

目標が高く、

入学してから学部を選べる国立大学を

目指すことにした。

     

理系であっても、

当時のセンター試験も二次試験も、

苦手な国語がある大学なので、

 

高3の1年間の、

国語のみ、

駿台予備校の個別指導(東大生が講師)を

毎週受けた。

 

その他の科目は、Z会の大学別通信教育講座。

前述のとおり、

学校の課題、行事、授業で忙しく、

他の科目を塾で勉強する余地はなかった。

          

各種模試判定は入試直前までE判定。

浪人覚悟。

 

センター試験の点数が取れたので、

前期の受験校決定。

都内の国立大学理系(現役合格)。

後期は模試でA判定をもらっていた

関西地方の国立大学の理系学部(受験せず)。

滑り止め私立は都内の理系学部(合格)。

(下部ハッシュタグ参照)

 

国立大学の入試の点数開示を見ると、

理系の全ての類(理科1~3類)の

合格最低点はクリアしていた。

 

大1~大4 ●自宅から通っているが、

       もはや大学の成績は

       教えてくれなくなった。

 

       周囲の学生達は要領がよく、

       優秀すぎるため、

       大1~2の頃は、

       得意なはずの英語すらも、

       決して楽ではなかった様子。


       オンライン授業と

       課題とテストで、

       全教科かなり大変な様子だった。

 

       必要単位が取れていたので、

       留年することなく卒業できたが、

       落とした単位もあると

       本人が白状している。

 

       学科の成績は本人曰く、

       極々普通だそうだが、

 

       最優秀卒業論文賞をいただいた。

       自信にしてほしいと思う。

 

       本人の

       のんびりとした特性を見極め、

       適切に、好意的に、

       ご指導くださった

       卒業研究担当の先生に

       巡り合えたことは、

       本人の宝の一つである。


4月からは、同じ指導教官のもとで、

大学院生。

 

大学の卒業アルバムが、

新生児並みにずしりと重かった。

 

とりとめもなく、書きました。

ほんの一部ですが

長すぎるのでこれくらいで。


やったことよりも、

日々の生活の中での経験の蓄積や、

ポリシーやマインドが大切だと思うが、

書くと時間がかかるので、

またいつか書くかもしれません。


素敵な皆様、

良き日となりますよう。