こんにちは。

 

エリーゼ音楽祭での演奏後、

会場からほぼ斜向かいのホールへ、

お着物の展示会に行って参りました。

 

PTAで親しくなった委員長さんと、

お着物の話で盛り上がったことがあり、

 

一緒に観に行きましょうと、

前々からお誘いくださっていたのでした。

 

先月末でPTAを退会したので、

お目にかかっても良いものか迷いましたが、

 

前日に、

いつも通りの調子のLINEをいただいたので、

 

PTAとプライベートは別、

と割り切って、

演奏後、会場に向かいました。

 

普段は

パンツとTシャツ姿しか

お目にかかったことのない委員長さんが、

 

総絞りの色無地をお召になって、

帯も帯揚げも補色に近い関係の組み合わせで、

いかにも上級者!というコーディネートが、

とっても素敵でした。

 

メインイベントは、

安土桃山時代時代~江戸時代にかけての

古いお着物を

2分の1サイズで今の技術で復元した、

 

雛形小袖美術展でした。

 

 

刺繍や織で模様が表現された、

お能などのミニチュア小袖が豪華でした。

 
 
 
 

会場の方のお話によると、

江戸時代に進むと、

社会全体が倹約の方向性になり、

 

糸をたくさん使う

刺繍や織はぜいたく品だとみなされたため、

友禅染が生まれたとのこと。

諸説あるそうですが。

 

ミニチュアを見た後は、

お決まりの実際のお着物のご紹介。

 

決算期だとかで、

88の模様が入った

良質の絹を使った反物を、

染め代、お仕立て代込みで、

とっても魅力的なお値段で

ご紹介くださいました。

 

自分のコンクール演奏が終わったばかりで

気が大きくなっている時だと

分かっていましたので、

 

エリーゼ音楽祭全国大会に

5回も出られるお値段だわと、

 

気を引き締めて、

購入しませんでしたが、

 

買う気で伺っていたとしたら、

絶対に素敵なオファーでした。

 

ピンク色以外の色無地があるといいなあと

ずっと思っていることもありましたし、

やはり気になるわ。

 

ドレスも素敵だけれど、

お着物も甲乙つけ難い。

 

大変奥深いですし

(全く詳しくはございませんが)

目の保養になりますね。

 

しまい込んでいるだけでなく、

もっと着なければ。

 

わたくしの後任の

PTAの副委員長には、

熱心な方が引き継いでくださったと

お聞きし、安心しました。

 

素敵な皆様、

良き日となりますよう。