こんにちは。

 

先日参加した

ピアノコンクール予選。

 

同じ部門に2曲エントリーし、

それぞれ、

タイトルの通りの結果でした。

 

以上。

 

これで、

今日の記事は終わり

 

 

にしたい気分💦ですが、

 

皆さま、

上手く行った自慢話よりも、

 

失敗談の方にご興味があり、

記事にお越しくださったのでは

ないかと。

 

ご期待に沿いまして、

何が起こったか書きますね。

 

ビジネスで成功者にインタビューする時は、

失敗談を聞け!

というではありませんか。

 

他人の失敗は蜜の味

だけではなく、

成功へのヒントの宝庫です、

きっと。

 

ただ、

わたくしは名前を出して記事を書いており、

プライドもございますので、

 

予選落ち、

だけが独り歩きするのは癪ですから、

 

鬱陶しいかもしれませんが、

 

‘’参加人数が一番多いコースで、

真っ当に予選通過もしている‘’

ことも、

 

きちんと示させていただいたわけです。

 

エントリーしたのは、

第12回エリーゼ音楽祭ピアノコンクール関東予選、

中上級相当のEコース。

 

コースの真ん中辺りで、

1曲目 ショパン ノクターン8番を

演奏。

 

鍵盤が重めでしたので、

音が滑ったり浮いたりしなかったのは

良かったのですが、

少々タッチがきつくなりました。

全体的には落ち着いて演奏できました。

 

1日の最後に結果発表があり、

ビックリ❗

20数人中、

コース1位で予選通過😍‼️

 

オーディエンスカードで

メッセージも数名の方々から賜り、

誠にありがとうございます😃🙇

 

コースの後半に、

2曲目 ベートーヴェン 悲愴第1楽章を

演奏。

 

序奏のGraveはいつもより重々しく弾けて、

まずまずのスタート。

 

問題は第1主題に入ってすぐ。

 

(休符) ソ 

(休符)ソーファレシソファレシ

ドミドソファドラファソの部分が、

(分かる方には分かるはず)

 

まさかの暗譜落ち。

 

振り返っても、

なぜこの部分?としか思えない、

分かりやすい部分。

 

左右どちらの手で弾くのかすら

分からなくなってしまいました。

 

第1主題のはじめから弾き直すも、

同じ箇所で弾けず。

 

再度第1主題はじめにもどり弾き直すも、

まただめ。

 

再再度もどるも、まただめ。

(つまり弾き直し3回)

 

あきらめて、

1ページ弱すっ飛ばし、

第2主題から最後まで弾きました。

 

弾きながら、

落ちたわ。

公開処刑。

左右混乱するだなんて、

若年性認知症でないか心配。

 

いらぬことばかりが、

頭をよぎり、

ミスタッチ多発。

 

集中しようと、必死に頑張る。

もがいていたら曲が終わっていました。

 

音楽性どころか、

楽譜にも忠実でない、

ひどい弾き散らかしに終わり、

タイトル通りの成績となりました。

 

原因?

 

思い当たることは

いくつかあるので、

対応します。

 

悲愴は、

メロディーも伴奏も分かりやすいので、

暗譜にあまり苦労しなかったのですね。

油断しすぎていました。

 

片手づつ、

完全に暗譜で弾くことを、

怠っていました。

 

暗譜できているつもりでも、

かなり弾き込んできた時期ではあっても、

 

どんな状況でも裏切らない

真のお友達にこの曲となりたければ、

 

片手づつ完全暗譜練習

日常的に行うべきだなと痛感。

 

また、コンクールの1週間ほど前から、

悲愴の一部が弾きにくくなり、

完全に解決できていないまま

コンクールを迎えました。

 

演奏のコンディションには、

波があるので、

コンクール日に最高に持ってゆくための、

調整を甘く見てはいけない。

 

今回は2曲あり、

ノクターンは長く弾いているので、

絶対に失敗したくないと、

重点がノクターン寄りだったのが、

影響したはず。

 

2曲とも最高コンディションに調整できるよう、

自分のキャパシティーを広げる事が必要です。

 

出来ること、

するべきことは、

いくつか把握しており、

 

打つ手がないわけでは

ございませんので、

悲観的にはなっておりません。

(書きながらようやく立ち直れそうかも。)

 

悲愴の曲にわたくしが感じている、

不屈の精神で

前に進むのみです❗️

 

ところで、

今回の予選、

昨年よりも明らかに通過率

下がっていました。

 

年々このコンクールのレベルが

上がっていることは感じていますが、

 

予選通過率も今回は明らかに変わったのを

感じました。

 

最終予選でしたので、

これまでの予選通過者の

全国大会申込状況に合わせて、

調節弁として働いていることも想像できます。

 

わたくしの悲愴は、

昨年までの甘め基準でも通過できない

言い訳の余地すらない

ひどい演奏でしたが💦

 

また、

ノクターンの方で、

全国大会のご案内をいただきましたが、

 

もともと高額だった全国大会参加費が、

さらに値上がりしていて、

驚きました!

 

残念ながら、

(いや、幸いかしら?)

 

2曲で全国大会エントリーの予定が、

1曲のみになってしまいましたので、

 

浮いた1曲分のエントリー費用で、

ピアニスト先生のレッスンを、

(先生によりレッスンお代は違いますが)

2時間~4時間受けたいと

思います。

 

コンクール自体は、

ピアノのお友達とご一緒でき、

緊張がほぐれたり、

動画撮影を協力し合うなど、

とても助けていただきました。

 

仲間の存在って、ありがたいですね。

 

予選落ちについては、

1位通過に

気持ちのフォーカスをシフトできるように

大変お気を遣わせてしまい、

申し訳ないです。

一日、本当にありがとうございました。

 

1位通過の喜びを+100とすると、

演奏大失敗の悔しさは-1000と遥かに大きく、

全国大会まで期間は長くないので、

心を仕切り直したいと思います。

 

そもそも今年のエリーゼ音楽祭は、

昨年納得できなかった、

全国大会会場の

第一生命ホールでの”悲愴第1楽章”の

リベンジ目的でエントリーしていて、

(昨年は銀賞受賞)

 

ノクターンよりも、

悲愴が本命だったのですが。。。。

 

ここは柔軟に、

切り替えます。

 

コンクールに出発する時、

娘が、

 

”ママ、

(ドラマ ドクターXで

米倉涼子さん演じる)

大門未知子みたいに、

私失敗しない、

と思ったら大丈夫だからビックリマーク

 

と強気のアドバイスで送り出してくれました。

 

帰宅して、

 

”ママは1曲は大門未知子になれたけど、

もう1曲はダメだった”

 

と言うと、

 

”大丈夫だよ。

大門未知子も

患者さんを助けられなかったことが

あったからね。こういう時もあるよ。”

と。

 

頼りになる子になってきました。

 

彼女は小さい頃からバレエのコンクールで、

メンタルを鍛えられてきましたから。

 

表彰式。

 

予選結果はこちら↓。

 

いつか、笑い話にできるように、

もっともっと努力しよう❗️

 

素敵な皆さま、

佳き日となりますよう。