こんばんは
東京都議会議員(品川区選出)の
あべ祐美子です。
都議会の会派ヒアリングの後は
西崎つばさ都議、竹井ようこ都議とともに
都立小山台高校定時制課程の視察へ。
今年1月に視察する予定が
コロナ蔓延により直前で中止になり、
年度をまたいで夏休みも過ぎ、
ようやく実施できました。
小山台の定時制は、外国にルーツを持つ
生徒が多く在籍しています。
いっときは100%ということもあったそう。
現在は約4割が、外国籍の生徒さん。
日本語の指導が必要な生徒に対して、
日本語教師の資格を持つ国語科の先生が
”取り出し授業”を実施しています。
一方で、同校の特徴だった
多文化共生の授業は、
熱心だった先生が異動してからは
事実上行われていないとのことで残念
文科省は、日本語指導を必要とする
児童生徒への教育の充実を打ち出しており、
今年3月には全国の実態調査結果も公表。
東京都は外国にルーツを持つ子どもの数が
圧倒的に多いにもかかわらず、
支援体制については先進自治体とはいえません。
この問題は、都議会ですでに何度も取り上げました。
都教委も来年度に向けて
指導ハンドブックを制作中。
でも、都内での受け入れ校を増やしたり
”特別の教育課程”が実施できる体制を作ったり
都教育庁内に担当部署を作ったり
まだまだできることは
たくさんあります。
卒業後に1人1人の力を生かす道筋を作ることは
本人だけでなく社会にとっても
プラスになるはずです。
都立小山台高校にはまだ新しい甲子園出場記念碑が!
竹井都議(小平市)、西崎都議(目黒区)とともに