こんにちは!
東京都議会議員(品川区選出)の
阿部祐美子です。
都議会第1回定例会の代表質問が、
昨22日に行われました。
…そして、終了時間は22時過ぎでした。
大激論が続いたり、非常事態であれば
深夜に及ぶのも分かるのですが
粛々と予定通り深夜まで。
ということが都議会では毎回繰り返されています。
ちょっとワケがわからないでしょうから
時間割風に、進行をお伝えします。
<1時間目>
13時スタート。
第1会派の質疑(議員の質問+役所の答弁)で約2時間。
パートナーシップ宣誓制度 は都の住宅や医療医療のほか、
自治体との相互活用も検討しつつ、今年秋の
運用開始を目指す、との知事答弁などありました。
ここで休憩20分。この隙に、委員会質問に向けて
担当部署とのやりとりも。
<2時間目>
15時半再開。第2会派の質疑に約2時間半。
国が今春から不妊治療を保険適用するのに合わせ、
混合診療など保険適用外になりそうな
治療について東京都として支援すべきとの質問に、
「検討する」と知事答弁。
ここで20分休憩。すでに18時を回り、
窓の外は暗くなっています。
担当部署とメールでやり取り。
<3時間目>
第3会派の質疑が2時間弱。
ストーカー対策の一環で迷惑防止条例の
改正を検討、と警視総監答弁。
HSC(Highly Sensitive Child)の子どもたちに、
子どもの状況に合わせて
学校で配慮、と教育長答弁。
ここで再び20分休憩。20時過ぎて
お腹も減ったので、控室で用意していた
コンビニおにぎりをかじりながら
メールのやり取り。
議場にいない各課の課長さんたちも
帰っていないようです。
<4時間目>
さらに第4会派の質疑が2時間弱。
コロナ禍でのオリンピックパラリンピックへの
都立・公社病院からの医療関係者派遣が
のべ約2200人(細かい数字はメモし損ねたので
後で確認)との局長答弁。
22時を回って、ようやく散会。
本来ならこのあと、第5会派であるうちの会派の
代表質問が続くはずなのですが、
日をまたいでしまう(と冒頭に決めた会議日程からはみ出す)
ので祝日をはさんで24日になりました。
さすがにこの時間までやっていると
議場の空気も澱んでくるし(今度Co2測定器を持ち込んでみようか)、
何よりも、議員だけでなく都の職員が帰れない。
(質問に先立つ”意見交換”は役所側が来るのを
夜10時ごろまで待たされたりするので
どっちもどっちですが)
というか、
5会派がそれぞれ2時間半~1時間やれば
休憩も入れてトータル10時間以上かかるのだから
午前スタートか2日に分けるだけで
問題解決だと思うのです。
こんな運営になるにはそれぞれ理由や
背景もあるようだけど、やっぱりどこで変わるべき。
あと、
すでに予算案に載っていることを網羅するような
「質問」もちょっと違和感。
とはいえ弱小会派の1期生が
1人でワーワー言って、物事が思い通りに動くほど
この世界も甘くない。
私自身、もっともっと力をつけないと話にならないし、
仲間も増やさなきゃなー。