こんばんは。
東京都議会議員(品川区選出)の
阿部祐美子です。
新型コロナの新規感染者の増加がとまりません。
今日の感染者数は1万6538人で
3日続けて過去最多。
病床使用率は44.4%で
東京都が緊急事態宣言発出の目安としている
50%に迫ってきています。
ただし、重症者は18人と、今のところ
第5派のときよりずっと少なく
入院患者も比較的早く回復、退院する傾向。
ただ、これだけ感染者数が多いと
濃厚接触者も莫大な数に。
感染症によるリスクだけでなく
濃厚接触者の待機が社会や経済を
止めてしまうリスクも膨らんでいます。
そんな危機感から、都議会立憲民主党として
今日(27日)、小池都知事あてに
緊急要望を提出。
黒岩副知事と意見交換をしました。
要望の内容は、以下の3点です。
1 オ ミクロン株の感染拡大スピードと 、 医療の必要度等の
特性に対応し た 対策全般の 一刻も早い見直しを 、
改めて 国に要請すること。
中でも、 私たちの社会生活を支える
エッセンシャルワーカーについては、
濃厚接触者となった場合の待機期間のさ らなる短縮 、
対象となる業種の拡大、 陰性確認 のためのさらな
る 検査体制の見直し強化を早期に実現すること。
2 早急に3回目のワクチン接種が進むよう、
国に対して強く要請すること。 保育、教育、福祉従事者、
交通運輸を はじめとした、社会インフラを担う方々が
早急に優先接種を受けられる体制を整えること。
また、都民への3回目接種が迅速に行われるよう、
都として基礎自治体への支援を行うこと。
3 感染拡大に伴い、濃厚接触者となり就業できない方が
増えているが、休業手当や休業支援金・給付金が受けられない
方もいる。この方達に 、待機期間中の休業に対して助成すること。
感染者数は過去最多が続く一方、
発症までの期間が短く、重症化しにくいといわれる
オミクロン株。
病床使用率50%で”約束”通り緊急事態宣言を
出すことがより良い判断と言えるのか
オミクロン株の特性を踏まえたとき
Ⅱ類感染症という扱いが本当に妥当なのか、
見極めが迫られていると感じています。