こんにちは。
東京都議会議員(品川区選出)の
阿部祐美子です。
昨日は、「東京都の公共施設に生理用品を」
という要望を
#みんなの生理(谷口歩美代表)の皆さんと、
都議会の超党派の議員で
小池都知事に提出してきました。
(超党派での要望活動は
都議会ではとっても珍しいことだそうです)
要望書を小池都知事に手渡す #みんなの生理の小林さん(左から4人目)
要望書では
東京都の公共施設の女子トイレや
多目的トイレの個室内に生理用品を
設置することを求めています。
また、その理由として
・プライバシーの尊重
・誰でも生理用品にアクセスできる
・生理がある都民の豊かな暮らしを保証する
ことを挙げています。
「生理の貧困」への取り組み
生理用品が経済的理由などで
十分手に入らない”生理の貧困”が、昨年来
#みんなの生理 の活動などを契機に
注目されています。
これにより、品川区など多くの自治体で
生理用品の緊急配布や
学校トイレへの生理用品備え付けなどの
動きが広がっています。
都立高校でも、学校トイレへの
生理用品備え付けがスタートしました。
そして新たに都内の高校生が
自らの体験をもとに
「東京都の公共施設に生理用品の設置を」
という要望を電子署名サイトchange.orgで訴え
1万2000筆を超える署名が集まりました。
#みんなの生理 さんとは今年3月、
品川区に要望書を出した際に
お手伝いしたときからのご縁。
都議会でもできれば超党派で
協力してほしいとのご相談をいただきました。
高校生の行動をなんとか形につなげたい
という思いを共有し、
公明党のまつば多美子都議(スペシャル感謝!)、
自民党の小宮あんり都議にご尽力いただき
都民ファーストの会の入江のぶこ都議
そして私も加わって、今日の要望となりました。
区議会に比べても、会派のカベが
はるかに高くて分厚いと言われる都議会ですが
たまには一緒に活動できる機会があるのも
議会の可能性を広げることに
つながるのではないかと思います。
もちろん、要望書を出すことが
目的ではありません。
東京都として、生理の貧困の解消に向けて
何ができるか
具体的に施策を吟味し、
提案につなげていきたいと思います。