こんばんは。

東京都議会議員(品川区選出)の

阿部祐美子です。

 

都内の新型コロナの新規感染者が

今日、2000人を超え

今後も増加が見込まれることから

都議会立憲民主党として

小池都知事宛てに緊急要望書をまとめ、

会派役員で今日夕方、提出しました。

 

(中央が黒沼副知事、右隣が西澤幹事長。私は左端です)

 

内容は、以下の通りです。

 

1.無料PCR検査の予約が急増しており、

受けたくても受けられない状況となっているため

改善すること。また、希望してもPCR検査を

スムーズに受けられない状況でもあり、

ワクチン未接種者への差別的取扱いは

厳に慎むよう都民に対し改めて周知徹底すること。

 

2.早急に3回目のワクチン接種が進むよう、

国に対して強く要請すること。医療・福祉従事者、

貨物や旅客輸送などの運輸をはじめとした、

社会インフラを担う方々が早急に優先接種を

受けられる体制を整えること。

また、都民への3回目接種が迅速に行われるよう、

都として基礎自治体への支援を行うこと。

 

3.オンライン診療については、都が運営するものも含め

診療をさらに拡大し、在宅のままでも医師の診察を受け、

薬の処方を受けられ宅配される体制拡充を推進すること。

 

4.会食等の人数制限、予約キャンセル等により、

厳しい状況に置かれている事業者への支援を実施すること。

 

5.都立学校の入学試験については、

感染・濃厚接触・待機期間含め、新型コロナの影響で

受けられないことがないように、

受験機会を確保するための柔軟な対応をとること。

 

6.感染レベルの判断基準が見直されたが、

オミクロン株の感染拡大スピードと医療の必要度等の

特性に対応した対策が行われるよう、

早急な対策全般の見直しを国に要請すること。

 

 

このあと、黒岩副知事と

ちょっと突っ込んだ意見交換。

重症化率は高くないとはいえ

病床使用率も12%にまで上がっていることから

今後まん延防止などの措置をとるかどうか

都側も難しい判断を迫られています。

20%がまん延防止措置の目安です。

 

私たちも、より適切な政策判断と

きめ細かな支援に向けて

情報収集と提供、提案を続けていかねば。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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