こんにちは。
東京都議会議員(品川区選出)の
阿部祐美子です。
先週、待ちに待ったニュースが届きました
東京都市計画道路補助26号線の
豊町区間がついに、
今月22日に開通するというものです。
品川区の東西を結び、
大井町~武蔵小山の交通が格段にスムーズに。
バス路線の新設にも大きな一歩となり
周辺の生活道路への車の流入が減ることも
期待されています
補助26号線は、品川区東大井から
目黒区、世田谷区、中野区、豊島区を経て
板橋区氷川町に至る延長約22.4キロの路線。
このうち約半分が完成しています。
品川区の二葉~豊町区間665mは
平成4年1月に工事をスタートしたので
ほぼ30年間かかったわけですね。
工事に関わった方々、ご近所のみなさま
お疲れさまでした。
そこで早速、完成間近の現状を視察してきました
まずは、大井町方面からスタートです♪
この区間は車道のみなので、
歩いての視察は貴重な機会。
全体像はこちら↓
左側が大井町、二葉側
今日は左から右に向かって歩きました。
断面図から、かなり高低差があるのが分かります。
担当の方を質問攻めにするワタクシ。
上部に「ふたばトンネル」のプレートが見えます。
地元の意見をもとに命名されたとのこと。
JR東海道新幹線の高架と
地上を走るJR横須賀線・湘南新宿ラインの
下をくぐります。
7%というかなり急な坂道です。
地上の歩道部分に、柵が設けられています。
断面図はこんな感じ↓
JR在来線との交差部分は今後、
エレベーター付きの歩道橋をつくり
自転車用のスロープもつけて
2年後には踏切が廃止される予定です。
開かずの踏切が解消されて安全性が
増すのは良いことなんですが
自転車ユーザーとしては
平地通行権(?)を失い、ちょっと不便に
トンネルの一番下には排水槽を設け、
大雨の時にはポンプでくみ上げます。
停電に備えて、72時間の自家発電機も用意。
豊町2丁目の交差点で一旦地上に出ます。
バス停用のスペースがあり、
ガードレールも乗降用に切ってあります。
でもバリアフリー対応してるかな?
あとで確認します。
今度は「豊トンネル」。今度は東急大井町線をくぐります。
写真ではわかりにくいけれど、
こちらも6.8~7%の急こう配で、
しかもS字カーブ。
制限速度は40キロになる予定です。
豊トンネルの出口は、
都立大崎高校のグラウンド下です。
このトンネルはずっと前に完成していたので
コンクリートが傷んでいて
すでに補修の跡が見えます。
時の流れを感じます。
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開通は22日11時から。
コロナ対策の観点から
開通式などは行われません。
一部の側道はまだ工事が続き
歩道橋も完成まであと2年。
これからは、バス路線の開通に
注目が集まることと思います。
30年がかりでできた道路。
いつまでも安全に使いたいですね。
ご案内下さった東京都第二建設局
水内課長さんはじめ工事一課の皆様
ありがとうございました