こんばんは
東京都議会議員(品川区選出)の
阿部祐美子です。
コロナの感染拡大が続く中で
品川区でも夏休みが終わろうとしています。
心配ですよね…。
東京都のコロナモニタリング会議の資料でも
学校や職場関係の集団感染が
7月末以降は減少しているのが分かります。
学校再開後がちょっと怖いです。
ただし、リスクは
通学だけではありません。
経路不明の方がはるかに多いのです。
子どもや親の
家庭内外での過ごし方も視野に入れて
それぞれの家庭にとっての最善策を
選択できることが大切。
ウレタンマスクではなく
不織布マスクを着けるとか
基本的な部分はみんなで
守った上での選択ですね。
国の基準、区の方針
文科省は昨日、学級閉鎖や
学校閉鎖の基準を示しました。
(↑表は、8月27日付日経新聞デジタル版 より)
なかなか厳しい基準です。
現状だと、かなりな学級閉鎖が
続出するのではないでしょうか。
都内自治体でも、夏休みの延長などを
打ち出した区もありますが、
品川区では新たな方針は出ていません。
多様な考えを持つ家庭に対して
方針を決めることは
難しい作業でしょうが
一日でも早く示すことが
安心と信頼に繋がると思います。
今のところ、
・休校にするとすまいるスクールが密になりかえってリスク増大
・子どもの遊びや精神的なケアの場の確保
・給食による食の確保が必要な子どももいる
などの観点から、
一律の休校などは考えていないようです。
また、学級閉鎖などの場合は
タブレット端末を活用して、
分散登校やオンライン学習を
進めるという考えです。
品川区のタブレット端末はLTE回線付で、
自宅にWi-Fi環境がなくても
ハード面では利用可能になっています。
また、感染への不安等から登校を控える場合も、
欠席扱いにはしない運用を
これまで通り続けるとのことでした。
とはいえ、周辺情報だけでは
保護者の方々には不十分ですよね。
週明けには区から何らかの
アナウンスを出してほしいと
期待しています。
都立学校では
一方、都教育庁もまだ
夏休み明けの対応について
明確なメッセージを出していません。
都議会立憲民主党として週明けにも、
都立学校の感染防止策などについて、
都に対して要望を提出する準備を進めています。
さまざまな立場の方からのご意見をお寄せください!