こんばんは!
都議会議員(品川区選出)の
阿部祐美子です。
7日は、女性議員ネットワークの
Zoom研修会がありました。
(↑ 私はどこにいるでしょう?)
党所属の全国の女性地方議員
100人近くが参加。
コロナでオンライン開催が続いていますが
オンラインだから参加できる方も
少なくありません。
濃い内容すぎて
なかなかご紹介しきれませんが、
東大名誉教授の大沢真理先生の講演
「コロナ禍への日本政府の対応
―国難はあらかじめ深められていた」
分科会では
広島大学ハラスメント相談室准教授の
北仲千里先生による講演&グループ討論
「DV・性暴力に求められる支援と、
政策・各地域の現状について」
東京大学大学院法学政治学研究科・
法学部教授の前田健太郎先生の全体講演
「女性のいない民主主義」
大沢先生の講演では
・コロナ期の失業・失職・所得低下は
子育て期の女性に集中
・所得再分配後の方が貧困率が上がる
層があり、これは諸国に例を見ない
・就業するひとり親家庭の貧困率は
OECD+中国のなかで日本が最悪
・1998年の法改正以降、感染症病床が
5分の1に激減
などが、詳しいデータとともに示されました。
就労体系、社会保障、税制、医療…
DV相談・支援の現場にいる
北仲先生のお話もとても重いものでした。
特に印象に残ったのは、
DVの被害者は圧倒的に女性が多いが
DVは「女性の問題」でなく
加害者の問題であるとの視点。
なぜ加害者は暴力をふるったり、
相手を支配しようとするのか。
そこにアプローチをしなくては
DVの問題はなくならない。本当にそう思う。
男性が被害者となるDVもあるけれど
その場合も加害者が男性であることが
多いというお話も。
ボリューミーな研修でした。
このテーマも、引き続き
アンテナを立てていきます。