こんばんは!

都議会議員(品川区選出)の

阿部祐美子です。

 

いよいよ今日23日は、

先の都議会議員選挙で選ばれた

第21期の都議会のスタートです。

任期は4年間です。

 

 

そして早速、本日午前中に臨時会を開催。

任期初日の、しかも祝日に議会が開かれるのは

極めて異例ですが、夕方のオリンピック開会式に

出席する議長・副議長を選ぶため、

この日に開かれることになりました。

 

新たな議長には、三宅しげき議員(自民党)

副議長には、本橋ひろたか議員(都民ファースト)が

選出されました。

 

木下議員への辞職勧告決議案

 

臨時会ではこのほか、

都議会議員選挙中の7月2日に

無免許状態で人身事故を起こしていた

木下ふみこ議員(板橋区選出、都民ファ公認、

事故発覚後に除名)に対する

辞職勧告決議案が木下議員を除く全員で提出され、

全会一致で可決しました。

 

いまだ議会に対しても都民に対しても

直接の説明も謝罪もなく、

本人は当日も体調不良を理由に欠席。

決議案に法的拘束力はありませんが、

勧告に応じられない場合は

今後も議会として引き続き、

対応を検討する考えです。

 

審議のための会期延長動議は否決

 

東京都では、本来都議会での議論を必要とする

補正予算を「専決処分」として

議会の承認なしに執行し続けています。

 

専決処分の後には速やかに議会で

報告・承認を得ることが自治法でも定められており、

6月18日と7月8日の補正予算についても

専決処分としている以上、

今回の臨時会でこれを報告・承認を

求めなければいけません。

 

この議論を行うため、

会期を4日間とする動議が出されましたが、

反対多数で否決され、

臨時会はわずか1時間余りで閉会されました。

 

品川区ではコロナ対策で

何度も補正予算が組まれましたが、

そのたびに区議会臨時会を開いて審議。

専決処分となった際も次の議会で

議論していたのですが…

都議会ではこれが当たり前なんでしょうか。

 

ちなみに都議会はいまだに、

議場にパソコン持ち込みもできません。

 

「ふるい都議会」を象徴する出来事を、

任期初日に目の当たりにしたことは、

これからの議会活動の

大きな発奮材料でもあります。


これを受けて都議会立憲民主党では

臨時議会の招集を求める要望を

知事あてに提出しました。

 

任期初日から波乱万丈な第21期。

さてさて今後どうなることやら・・・

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご意見、ご感想はこのブログのコメント欄、またはFBページInstagramまでお寄せください。