こんばんは。

品川区議会議員の

あべ祐美子です。

 

品川区内では進む様々な大型計画。

北品川駅の高架化を含む

京急の立体交差事業も

その一つです。

本年度、東京都に事業認可が下り

昨年末には、駅や高架下周辺の

区道も認定されました。

2029年度の完成予定で、

北品川駅周辺の3つの踏切も

廃止されます。

品川駅周辺の再開発計画とも絡む

この事業について、

概要をまとめてみますね。

 

北品川駅の高架化と広場の新設

 

立体化事業のうち品川区部分では

北品川駅の高架化と

高架わきの道路や

駅前の広場新設などが

計画されています。

 

 

 

もう少し、詳しく見ていきましょう。

 

 

青い線が、新たに作られる京急の高架

赤い枠内が区道、

そのうち黄色い部分が車道です。
こういう道路こそ歩行者専用に

という考え方もありますが、

ここでは車道が選択されました。

駅東側は交通広場として

整備予定です。

 

北品川駅が高架化することにより

地元で長年の要望だった、

品川第1、第2踏切、北品川第1踏切の

3つの「開かずの踏切」の廃止が

可能になります。

ぐっと便利になりますニコニコ

 

ひっきりなしに電車が通るこの踏切は、

電車好きの息子のお気に入りで

ようやく踏切が開いても

次の電車を見たがってその場を動かず

20分、30分とこの場所に立ちつくして

おりました。電車電車電車

今でも、そんな親子の姿を見かけては

当時を懐かしく思い出します。

高架化されたら

もうあの風景もなくなるのでしょうね。

 

品川駅では高架から地上に

 

さて、この事業は北品川の高架化

だけが目的ではありません。

 

まずは全体図。

(東京都建設局HPより)

 

北品川駅の北にある品川駅では

(書き間違いじゃないですよ)

現在高架になっている京急の駅を

地上に降ろします。

国や東京都は、品川駅の

東西自由通路の先、

現在の京急の品川駅の高さに

に人工地盤を作り

品川駅西側のエリアにつなげる計画です。

 

 

 

横から見ると、

ちょっと分かりにくいでしょうか。

 

高架の新馬場駅の高さが3

地上にある北品川駅の高さが2

品川駅の地上の高さが1、

京急の品川駅の高さが2とすると、

ざっくり言えば

現在は新馬場駅から

右矢印右矢印2 となっているのが、

工事後は

右矢印右矢印1 となるわけですね。

 

…かえって分かりにくい?

北品川駅から品川駅まで、

結構な勾配になりそうですね。

 

品川駅西側が大きく変貌?

 

品川駅西口再開発については

これまで何度もニュースに登場し

記憶されている方も多いと思います。

 

国交省の資料によると、こんな感じ。

人工地盤を作り

国道15号を西に移動して拡幅。

世界水準の企業やホテルを誘致、

次世代交通システム(Maas)の拠点とし

リニア新幹線も開業…

壮大な話が広がっています。

一方で、先行きの不透明さが増したこの1年。

計画通りに進むのか、まだまだ分かりません。

調布の陥没事故のようなことが

リニア建設工事で起こらないとも

いいきれません。

 

サステナブルなまちづくり国づくりのために

何が必要でどんな順番で整えるのか。

ハードを整えるだけではなくて

恵まれた研究環境とか

刺激的なアートとか

そういうものを目指して人が集まる

東京であればいいなと思いますニコ

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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