こんばんは。

品川区議会議員の

あべ祐美子です。
 

1月7日の緊急事態宣言から1か月、

東京都の新型コロナ新規感染者数は

5日間連続で500人を下回るなど

落ち着きを取り戻してきました。

 

私のブログでも感染者情報は

1回お休みして

2週間ぶりの投稿です。

品川区でも新規感染者が大きく減少。

自宅療養者も1か月前の

10分の1程度になりました。

 

とはいえ、感染者急増の後だけに

入院患者数は高止まり、

死亡者数も増え続けています。

まだまだ気は抜けません。

ワクチン接種体制の

スムーズな構築が待たれます。

 

それでは、2月7日時点での

品川区保健所のまとめを見ていきましょう。

 

まずは累計感染者数です。

 

新規感染者数は3か月ぶり2ケタ台に

 

 

 

先週1週間の新規感染者数は81人。

ほぼ3か月ぶりの2ケタ台となりました。

先々週と合わせても約200人で、

第3波が本格化する前の水準ですね。

累積感染者数は2週間で約7%増。

 

 

 

年齢・性別の内訳です。

80歳以上の高齢者が

2週間で60%も増えていることが

気にかかります。

ワクチンの優先接種は

高齢者だけでなく

介護職員も加えた方が

いいような気もします。

 

 

 

 

 

 

 

死亡者が急増、36人に

 

療養状態のグラフです。

赤白の斜線が入院、紫が自宅療養

水色がホテル等の療養、緑が回復者

黒が死亡者数です。

 

 

 

入院患者数は119人と横ばいですが、

自宅療養者の数が39人と

1か月前の10分の1に減少。

入院先の確保ができ始めていると

いうことなのでしょう。

 

自宅療養は家族感染に

つながりかねないので、

自宅療養の減少も

新規感染者を減らす

要因になっているかもしれません。

 

死亡者数は66人で

2週間で16人増。

亡くなった方の約8割が

第3波での死亡ということになります。

死亡者の年齢や性別などは

明らかにされていませんが、

高齢者の感染の割合が増えていることと

無関係ではないかもしれません。

 

 

 

 

陽性率も依然高水準

 

次のグラフは、区内医療機関や保健所、

区PCRセンターでの検査者数と陽性率です。

陽性率は5%程度に低下。

緊急事態宣言を終了する

一つの目安に達しました。

 

 

 

 

区のPCR検査センターの陽性率は

まだ高い数字ですね。ただし、検査人数は減少。

地域のかかりつけ医からの紹介で

検査を行うので、

クリニックでの診断の精度が

上がってきているのかもしれません。

 

 

 

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全体として、新規の感染は

かなり抑えられてきている印象です。

今後の注目はやはり

ワクチン接種の体制づくりでしょう。

 

ワクチンの製造会社によって

保管方法や2回接種の間隔も変わってきます。

どのワクチンがいつ、

どのくらいずつ入手できるのか分からず

各自治体も苦慮しています。

 

海外と比べ出遅れているのは残念ですが、

ワクチン入手については

国もできるだけのことをしているはずだから

そこに文句はつけません。

むしろ応援したい気持ちです。

 

一方で、ワクチンの入手スケジュール未定のまま

接種券の印刷期日だけ示されたり

問診表が手書きの2枚複写だったり。

住民基本台帳をベースに番号を振るにしても

職場での集団接種をするのであれば

住所地によってシステムが違って大丈夫なのか

異なる健康保険者からの請求をどうさばくのか…

全住民が住所地で打つのも効率が悪そうだし。

 

考えれば考えるほど、大変な作業です。

昨年の定額給付金と違って、

各自治体ごとにほぼ完結するわけではないので、

自治体ごとにばらばらのシステムにならないよう

そこは厚労省に音頭を取ってもらった方が

良いのではないかと思っています。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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